前原誠司と安倍首相の朝鮮総連をめぐるやり取り |
相変わらず、衆参予算委員会における民主党の質問はカスのオン・パレードの感がある。その中で、2月20日(金)の前原誠司の質問は、やや異色があった。
冒頭、日教組と民主党の癒着に関する安倍首相発言を咎めた5分ほどは、この男らしい軽薄さとこけおどしに満ちたもので、「またか」と思わせたが、その後の、朝鮮総連の本部居座りに関する首相とのやり取りは、基本を押さえた内容だった。学生などに総連問題を説明する際、格好のビデオ教材になるのではないか。下記にリンクを張っておく。
この日の前原の質問は、平均して50点はあったろう。上出来だ。他の民主党議員も、この程度は目指して欲しい。冒頭の5分も、失笑できる程度の面白さはあった。
■衆議院インターネット審議中継(予算委員会2015/02/20)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=44512&media_type=fp
産経 2015.2.20
首相「日教組」やじ巡り第2ラウンド 民主・前原氏激高「何が『偉そう』だ!」 大島委員長が注意
衆院予算委員会は20日、安倍晋三首相と民主党の前原誠司元外相が冒頭から「やじ」をめぐり激しく火花を散らす場面があった。
「答弁席からやじを飛ばすのは言語道断だ。厳しく反省してもらいたい」
前原氏は前日の予算委で質問に立った民主党の玉木雄一郎氏に対し、首相が「日教組は」などとやじを飛ばしたことを批判した。首相のやじは、玉木氏が砂糖の関係団体から献金を受けた西川公也農林水産相を追及中のことだった。
前原氏の指摘を受けた首相は「今後は静かな討論を心がけたい。与野党お互いにそういう雰囲気を作っていくように心がけたい」と答弁。その上で西川氏のケースが、かつて日教組絡みの献金で追及を受けた民主党議員の事例と類似していたことから「日教組」に言及したと説明した。
ところが、これに前原氏が激高して「開き直って抗弁する。反省していない。反省しなさいと言っている。反省をすべきだよ。素直ではないし、器量が小さい」などと連呼した。与党席からその態度を批判されると、「何が『偉そう』だ!」と語気を強めもした。
バトルは5分ほど続き、最終的に大島理森委員長が「権威ある予算委員会で実りある議論をするためにお互いに注意していこうではないか」と引き取った。
朝日 2015年2月20日
首相「商行為と日朝交渉は別」 総連本部転売問題で
安倍晋三首相は20日の衆院予算委員会で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の転売問題について「商行為と日朝の交渉は全く別のものだ」と述べ、北朝鮮による日本人拉致問題をめぐる日朝協議と関連づけない考えを強調した。
朝鮮総連中央本部の土地・建物は、破綻した在日朝鮮人系信用組合の債権を引き継いだ整理回収機構が競売を申し立て、高松市の不動産投資会社が落札。その後、山形県酒田市の不動産会社に転売されていた。
民主党の前原誠司氏が、朝鮮総連が酒田の会社と賃貸契約をすれば本部を継続使用できる点を「競売の脱法行為ではないか」と指摘すると、首相は「違法行為があれば、その違法行為に目をつぶって交渉を進めることはありえない」と述べた。

