朴槿恵政権の新たな夜郎自大と責任転嫁 |
「日本と北朝鮮の交渉が先に進展すれば、韓国主導による北朝鮮包囲網の形成に支障が出かねないという警戒感もある」というのだが、国連安保理決議違反の対北資金供与事業「開城公団」によって「北朝鮮包囲網」に抜け穴を生じさせている主犯は韓国ではないか。
無反省かつ夜郎自大と言うほかない。
NHKニュース
韓国 半島統一に向け基盤構築
2月6日 12時05分
韓国外務省は、北朝鮮でチャン・ソンテク氏が粛清されたことなどを念頭に、「キム・ジョンウン体制の今後が予測不可能になりつつある」として、朝鮮半島の統一に向けた基盤を作ることを、ことしの外交の中心に位置づける計画を明らかにしました。
これは、韓国のユン・ビョンセ外相が6日、パク・クネ大統領に、ことしの外交に関する計画を報告したものです。
計画では、北朝鮮のチャン・ソンテク氏粛清などを念頭に、「キム・ジョンウン体制の今後が予測不可能になりつつある」として、「朝鮮半島統一に向けた基盤構築」が外交の中心に位置づけられました。
具体的には、北朝鮮の挑発を阻止し核開発を放棄させるため、核問題を巡る6か国協議の当事国であるアメリカや中国、それに日本やロシアなどと協力するとしています。
その一方で、今後、北朝鮮を国際社会の責任あるメンバーへと変化させるために、協力を呼びかける「核心的な国々」として、アメリカ、中国、ロシア、それにEU=ヨーロッパ連合やASEAN=東南アジア諸国連合を挙げましたが、日本は含みませんでした。
韓国外務省が北朝鮮に変化を促すうえでの協力相手に日本を含まなかったのは、日韓関係の悪化に加え、南北関係の交渉よりも日本と北朝鮮の交渉が先に進展すれば、韓国主導による北朝鮮包囲網の形成に支障が出かねないという警戒感もあるものとみられます。