キム・ヨナに学びトーニャ・ハーディングから脱すべき韓国の政治家・メディア |
しっかり自分を鍛えて結果を出し、言い訳もせず、ましてや他人に恨み言を言ったりもしない。
大統領パックネ氏と違い、韓国人のかがみではないか。
浅田真央選手について語る言葉、浅田選手がキム・ヨナ選手を語る言葉を聞くと、理想の日韓関係像が浮かび上がってくる。
安倍首相は政治外交の世界で浅田選手の域に達していると思うが、パックネ氏が遙かに水準に届かない。
韓国の政治家やメディアがキム・ヨナに学び、成長するに応じて日韓関係の成熟も得られるだろう。
現状の韓国政府は、キム・ヨナどころか、ライバル襲撃事件などで名を馳せたトーニャ・ハーディングの域にとどまっている。
毎日新聞 2月21日
<五輪フィギュア>金妍児 判定に「私より周囲が怒ってる」
フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した金妍児(23)=キム・ヨナ、韓国=が21日、五輪公園内のコリアハウスで記者会見を行い、記憶に残るライバルとして浅田真央(23)=中京大=の名を挙げた。「2人だけがライバル、という状況で10年以上も競技を続けてきた。このように長い間比較されながら競技した選手もあまりいないのではないか」と両者の関係を振り返った。
金妍児は浅田のフリーの演技を映像で見ていたといい、「浅田の涙を見て、私もこみ上げるものがあった。お疲れさまという言葉を伝えたい」とライバルをねぎらった。
自身は今五輪で競技生活にピリオドを打つが、「ショートプログラム(SP)もフリーもミスなく終えられて、さっぱりしている」と心境を吐露。今後については具体的な話は出さず、「どうやって生きていくか悩みもするだろうが、余裕を持って生きていきたい」と話した。
フリーの判定には韓国内で不満の声が上がっている。だが、銀メダリストは「偏った判定の話が出るたびに、私より周囲の人が怒っている。私はうまく滑れたことに満足していて、何も未練はない」と諭した。
聯合ニュース 2月21日
キム・ヨナ 「一番のライバル」浅田にねぎらい
【ソチ聯合ニュース】ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子で銀メダルを獲得したキム・ヨナ(23)は21日、当地のコリアハウスで行われた記者会見で、約10年にわたりライバルとして共に世界のファンの注目を集めた浅田真央に対し、「大変なことがたくさんあったと思う」とねぎらいの言葉を口にした。
キムはこれまで最も記憶に残ったライバルを問われ、迷わず浅田の名前を挙げた。「長い間比較もされ、競争もした。もうそのような競争はしなくなる。私たちのように比較され続け、共に競技した選手は多分ほかにいないだろう」と振り返った。
浅田に掛けたい言葉を問われると、自分が言う立場にないとして言葉を選びながら、「大変なことがたくさんあったと思う」と述べた。
ショートプログラム(SP)でまさかの16位となった浅田はフリーで巻き返し、6位入賞を果たした。浅田はフリーの演技を終えるとこらえ切れずに涙を流した。
キムは「浅田は日本で、私は韓国で最も注目を浴びたフィギュア選手という共通点がある。その選手の心情を私も理解できると思う。浅田が泣きそうなときは、私もこみ上げてくる」と長年のライバルへの共感を込めて振り返った。
サーチナ 2月21日
浅田真央、韓国メディアのインタビューに「キム・ヨナは素晴らしい選手」
ソチ五輪の女子フィギュアスケートで総合6位入賞を果たした浅田真央が、韓国のテレビ局SBS放送のインタビューに応じ、長年“ライバル”として比較され続けてきたキム・ヨナへの思いを語った。複数の韓国メディアが報じた。
浅田はフリーの演技後、「これまで私がやってきたことを信じて滑った」と全体を振り返り、「日本代表としてメダルを望んでいたが、SPの演技が良くなかった。フリーでは結果よりも最善を尽くし、これまで支えてくださったすべての方々に感謝の気持ちを込めて最高の演技を見せたかった」と話した。
キム・ヨナについては、「とてもすばらしい選手だと思う。ジュニア時代からずっと同じアジアの選手として多くの人から注目を浴び、そのような点で私も成長できた部分もあった」、「辛いことも多かったが、スケート人生のひとつの良い思い出」と述べ笑顔をみせた。
浅田はSPが55.51点で16位と大きく出遅れたものの、フリーで142.71点をマークし、合計198.22点で6位入賞を果たした。(編集担当:新川悠)