淡々と型を得たい首相の靖国神社参拝 |
批判をはね返して毎年参拝した小泉純一郎元首相の場合も、さまざまな外交的配慮から毎年訪れる日が揺れ動いた。それは自信のなさと映り、つけ込まんとする誘因を相手に与える。
古屋圭司拉致担当相、新藤義孝総務相のように、毎年、時が来れば淡々と参拝するという型を示すことが望ましい。
安倍首相の昨年末の参拝は快事だったが、そうした型を得るには至っていない。
今年はどうするのか。小泉方式に陥ることは、安倍氏自身望んでいないだろう。
例えば秋の例大祭になれば淡々と鳥居をくぐる、そうした情景の元年で、今年はありたいところだ。
NHK
古屋国家公安委員長 靖国神社に参拝
4月20日 10時11分
古屋国家公安委員長は20日午前、東京・九段の靖国神社に参拝し、21日から始まる春の例大祭に先立って、公務に支障が出ないよう日曜日の20日参拝することにしたなどとするコメントを発表しました。
古屋国家公安委員長は20日午前8時ごろ、東京・九段の靖国神社を訪れ、本殿に上がって参拝し、私費で玉串料を納めました。
このあと、古屋大臣は「私は初当選以来、春と秋の例大祭、『終戦の日』の8月15日には基本的に必ず参拝している。それは国務大臣就任後も変わることはない。春の例大祭は21日からだが、公務に差し支えのないように日曜日に参拝した。国のために命をささげた英霊に哀悼の誠をささげることは、日本人として当然のことと考えている」というコメントを発表しました。
古屋大臣は、去年も春と秋の例大祭と「終戦の日」の8月15日に合わせて靖国神社に参拝しています。
中日
古屋公安委員長が靖国参拝 春季例大祭で、閣僚2人目
2014年4月20日
古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当相は20日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。春季例大祭(21~23日)に合わせる形で参拝した閣僚は、新藤義孝総務相に続いて2人目。古屋氏は参拝後にコメントを発表し「国のために命をささげた英霊に哀悼の誠をささげることは日本人として当然だ」と強調した。東京裁判のA級戦犯を合祀する靖国神社への参拝に中国、韓国の反発が予想される。
古屋氏はコメントで、参拝の際「国務大臣古屋圭司」と署名し、玉串料は私費から支出したと説明した。同時に「春の例大祭は明日からだが、公務に差し支えがないように今日参拝した」とした。
(共同)