ツイッター+α(130509-11)韓国報道官失脚と「慰安婦フィクション」 |
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「国家の品格に泥を塗った」朴槿恵訪米の幕切れにふさわしいセクハラ・逃亡エピソードだった。
この大統領報道官の過失は、「韓国大使館の女性実習生=慰安婦」という自分の常識を実践するに当たって、「慰安婦=セックス・スレイブ=20世紀最大級の国家犯罪」が、今や韓国における最大級の建前であり、一旦発覚すればメディアや政界からの糾弾パフォーマンスに晒されざるをえないことを忘れていた点にある。この建前(フィクション)の定着に政権も大いに関与してきた以上、まさに自業自得ではあるが。
いずれにせよ、就任わずか2カ月で日韓関係を底まで落とした政権が求心力を失うのは歓迎すべき事態だろう。
■韓国の大統領報道官がセクハラで更迭「腰を1回突いただけ」(産経)
【ソウル=加藤達也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米に同行していた大統領報道官が、在米韓国大使館の女性実習生の尻を触ったとして米警察が捜査に着手した問題で更迭された尹昶重(ユン・チャンジュン)氏が11日、ソウルで記者会見した。「(実習生の)腰を1回突いただけだ」とセクハラを全面否認した。だが、前代未聞のスキャンダルに韓国メディアは「国家の品格に泥を塗った」などと激しい非難を展開している。
尹氏は会見で、女性が尻に触られたと訴えたことを「米国文化を理解しなかった」と文化の差の問題との認識を示した。これに対し「韓国では女性の尻を触ることが当然だと思われるではないか」と反発を招いている。
米警察の聴取を避けるために韓国に“逃亡”したとされることについては、上司から「航空便を予約したから(米国を)離れろ」と指示されたと主張。本人の意思で早期帰国したとの青瓦台(大統領府)の説明に反論したが、青瓦台側が再反論して“内輪モメ”の様相を呈している。
韓国政界では与野党から「(酒癖が悪い)尹氏はいつか問題を起こすと思っていた」と大統領の任命責任論も浮上。野党は公聴会の開催や特別委員会の設置を要求するなど追及姿勢を強めている。
またメディアでは、青瓦台の広報首席秘書官が10日夜の会見で「国民と大統領に謝罪する」と述べたことにも、「大統領の任命責任を回避するための方便だ」と問題視している。
米韓同盟の強化を強調し、米上下両院での英語演説など“指導者の風格”を誇示、国際舞台での日本の歴史認識批判にも成功し、存分にイメージアップを果たした今回の訪米。しかし帰国直後に朴大統領は一転、窮地に立たされることになった。
130511
習近平がいかに小心でビジョンを欠いた抑圧主義者であるかがよく分かる。また彼の風貌・体型は、近く倒れ行く巨象中国共産党をよく体現している。
■「報道の自由」教えるな 中国当局、大学に指示(産経)
11日付の香港各紙によると、中国当局はこのほど、北京や上海の大学に対し、「報道の自由」や「公民権」、民主や人権の尊重を意味する「普遍的価値」など7項目について授業で教えてはならないとする指示を出した。大学関係者の話として報じた。
中国では、貧富の格差拡大や環境汚染などに対し若者を中心に不満が高まっており、思想や言論の統制を強化する狙いとみられる。上海の大学教授は「公民権や報道の自由を論じられないなんて、それでも大学と言えるのか」と反発しているという。
このほか禁じられたのは「公民社会」「共産党の歴史的誤り」「司法の独立」。一党独裁下で特権階級化した当局幹部による汚職を批判する言葉「権貴資産階級」も含まれる。北京の評論家は香港紙に「この7項目こそ中国の体制が抱える問題」と指摘した。(共同)
130510
昨夜と今日の午前中は、国家基本問題研究所での会合で過ごした。
安倍政権は大きな仕事を成し遂げる潜在力を持っているが、本来協力者たるべき立場にありながら足を掬いに掛かる手合いが内外にいる。歯車を狂わせられぬよう気をつけねばならない。―そうした問題について話し合った。
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■櫻井よしこ言論テレビ「中国による土地買収」、朴槿恵のことなど
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3073328/
130509
韓国政府の愚かさ、中共の悪辣さ、米国要路の認識不足、日本の多くの政治家・外交当局の事なかれ主義が「東アジアを混乱、日米韓の国益損なう」と言うべきだろう。
■「首相の歴史認識「東アジアを混乱、米の国益損なう」と懸念(産経)
2013/05/09
米議会調査局は8日までに、日米関係に関する報告書を発表し、安倍晋三首相の歴史認識やそれに関連する発言は「東アジアの国際関係を混乱させ、米国の国益を損なう可能性があるとの懸念を生じさせてきた」とする見解を掲載した。
また、首相を「強固なナショナリストとして知られている」と指摘。第2次大戦中の従軍慰安婦や歴史教科書、靖国神社参拝に関する首相の言動は、韓国や中国だけでなく、米国からも「常に監視されている」と記した。
従軍慰安婦問題については、戦時中の旧日本軍の関与や強制性を認めた1993年の「河野談話」を見直せば、「対韓関係は悪化するだろう」とした。
閣僚の靖国神社参拝を受けて韓国外相が訪日をキャンセルしたことなど、両国関係がぎくしゃくした状況が続いていることも紹介した。(共同)
130509
朴槿恵の訪米中の「日本」非難は、予想通りで驚きはないが、改めて羞恥心も政治的叡智も外交常識も著しく欠けた人物だと思う。こういう相手を説得可能と思わない所から対韓外交・対韓政策を始めねばならない。
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■「日本」を非難対象とする朴槿恵の知性および羞恥心の欠如
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3071930/