過去に稲田朋美氏を守らなかった自民党幹部たち |
稲田朋美氏は、韓国メディアにとって“東洋最悪の魔女”という位置づけにある。
彼女が、韓国の「主敵」である北朝鮮に対し、厳しく原則的な態度を取っていること、また韓国を飲み込みつつある中国共産党に対しても常に毅然たる態度で臨んでいること、すなわち韓国にとっての大戦略に鑑みれば、最も味方とすべき日本人の1人であることなど、全く考えが及ばないようだ。視野狭窄という他ない(在野の保守派の中には、しっかりした戦略観を持った人がいる)。
なお、自民党の中枢にも、過去に稲田氏を守らなかった人々がいる。
韓国メディアは「妄言製造器、ずらり」などと気楽に叩いているが、逆に「良心的日本人」と褒められかねない宥和派・自虐史観派も閣僚や党役員中にいるのが実状である。
安倍政権の順調な船出を歓迎しつつも、内部の宥和派の動きが強くならないか注視し、事あれば、世論が正していかねばならない。
■“東洋最悪の魔女”稲田朋美氏を守らない谷垣・石原の意志薄弱
http://island3.exblog.jp/22033058/
■「卑怯な」石破茂、「卑怯で逆ギレ」の石原伸晃―3議員訪韓拒否で
http://island3.exblog.jp/22033064/
「妄言製造機、ずらり」韓国紙、安倍内閣を酷評
2012/12/27
27日付の韓国各紙は、26日に発足した安倍新内閣に、竹島(韓国名・独島)の領有権や旧日本軍の従軍慰安婦問題についての発言が目立つ政治家が複数入ったことを指摘し「妄言製造機、ずらり」(韓国日報)などの激しい見出しで安倍内閣を一斉に酷評した。
来年2月に就任する朴槿恵次期大統領の周辺は日本との関係修復を模索しているが、最有力紙の朝鮮日報は「韓日関係の冷却(状態)は相当続く展望だ」と指摘しており、早期の関係改善努力にブレーキがかかりそうな雰囲気だ。
各紙は、昨年8月に竹島北西の韓国・鬱陵島の視察を試みて韓国への入国を拒否された新藤義孝氏と稲田朋美氏が入閣したことを挙げ、安倍首相が「初日から挑発」などと非難した。
中央日報は、小泉純一郎元首相の元政務秘書官で内閣官房参与に任命された飯島勲氏について、安倍首相が穏健派に見えるほどの「極右」だとも指摘した。(共同)