権力に憑かれたピエロ―「未来」を捨て知事職執着の嘉田由紀子 |
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こういう人間をピエロというのだろう。…と言えば、確かな芸を持ったピエロに失礼になる。
「汚沢さんを使いこなす」と大見得を切ったあげく総選挙で大敗、この間職責を疎かにしたと県議会で追及されるや、一転、代表に就いたばかりの新党「未来」を放擲、知事の地位だけは守ろうと菅直人並みの執着ぶりである。
汚沢一郎の御輿に乗った時点で、嘉田由紀子は「女鳩山」と多くの人が直感したろうが、選挙後の振る舞いは「女菅」そのものだ。
退路を断って「未来」の党首職に専念、来たる参院選に自らも出馬し同志と運命を共にする、といった責任感ないし意地は、この手の進歩派とは無縁なのだろう。
シェーンベルクに「月に憑かれたピエロ」という連作歌曲がある。
嘉田氏にはこの先、「権力に憑かれたピエロ」の姿を鮮やかに後進に印象づけ、反面教師として存在感を示してもらいたい。望むのはそれだけだ。
産経
嘉田氏の代表辞任示唆 「ご本人が判断すること」と小沢氏周辺
2012/12/20
日本未来の党の嘉田由紀子代表は20日、滋賀県議会本会議で、同県知事と代表の兼務に関して「県民から寄せられている意見、批判を踏まえ、今後のことは改めて熟慮したい。どちらを選ぶと言われたら、県政を軸足として優先させていただく」と述べ、代表辞任を選ぶ可能性を示唆した。
これに対し、日本未来の党の小沢一郎衆院議員周辺は「ご本人が判断することだ。私たちがどうしてくれというべき問題ではない」と、代表辞任はやむなしとの見方を示した。
汚沢の御輿に乗っていた頃の嘉田由紀子