日本政府は津田学園に学べ―韓国の圧力無視し育鵬社教科書採択 |
本日、津田学園(三重県桑名市)の管理職研修に招かれ、1時間半ばかり東アジア情勢について話をした。
津田学園は、育鵬社の中学歴史・公民教科書を採択している。私は同公民教科書の監修者の一人だ。
理事長によると、交流協定を結んでいた韓国の学校から、竹島は韓国が不法占拠している等「右翼的」な記述の(ここへ来て、ようやく政府も追いついてきたようだが)育鵬社教科書を採用するなら協定を破棄するとの圧力を受けたという。
同学園は節を曲げず、予定通り育鵬社版に決めたため、韓国側から生徒訪問事業を打ち切られた。しかし、その後交流先を台湾の学校に替え、今日まで滞りなく続いているという。
先の香港活動家団体による尖閣不法上陸事件でも、台湾政府は、自国民の関与を認めなかった。台湾当局がこうした対応を続ける限り、津田学園の交流事業も順調に推移するだろう。
理不尽な言い掛かりで突然交流を断たれると、何よりも熱心に準備してきた子供たちが可哀想だ。
子供を傷つけて恥じない、子供以下の対応しかできない国との交流は淡々と解消し、大人の国との交流を拡大する。今後韓国側からの「絶交」申し入れが各方面で予想される中、津田学園の対応は大いに参考になる。
「津田学園に学べ」―これは日本政府にも言えることだ。下記エントリ参照。
■韓国メディアは亡国の論陣から脱却できるか
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2387928/
■福井は育鵬社採択が一校。“菅直人推薦” 東京書籍がほぼ制覇
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2427945/