金正恩が、食べずとも排泄するよう人民を指導 |
偉大な指導者、金正恩・朝鮮人民軍最高司令官が、肥料不足を解消する「新年最初の戦闘」として、人民に年間2トンづつ人糞を排泄するよう命じたという(下記記事参照)。
しかし、人々からは、「配給が止まり、食べ物がない中で、どうやってそれだけ出せというのか」と、当然ながら、不満の声が上がっているらしい。
金正恩の眼には、人民は単なる人糞製造器としか映らないのだろう。ただ、人間は飲食せずには排泄できないという生物学的事実が、飽食の肥満児には感覚的にうまく理解できないようだ。
一方、北京の空港では、うっかりトイレに入るところを国家安全保衛部の要員に見つかると、資源の海外遺棄、反革命分子として追及されかねないため、青白い顔で排泄をこらえる(本国まで持ち帰ろうとする)北の関係者の姿が目立つようになったという〈未確認情報〉。
食物を与えずに排泄を強要する、今度こそ末期症状だろう。なお、下記エントリ参照。
■ワシントンの金正日イメージ―糞尿を掛けてくるイヌ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1944998/
中央日報日本語版
「食べたものもないのに…」…北住民が激しい“人糞戦争”
2012年01月06日
北朝鮮は新年から‘人糞戦争’中だ。 食糧難に苦しむ北朝鮮が農作物の生産のため肥料集めに熱を上げているのだ。 住民に毎年肥料2トンずつ納めるよう推奨したことで、住民は獣の排せつ物はもちろん、人糞までも片っ端から収集している。
5日の米国の自由アジア放送(RFA)によると、最近、北朝鮮の朝鮮中央テレビは毎日の報道時間に、咸境道(ハムギョンド)・黄海道(ファンヘド)地域の住民が肥料生産を始めた姿を放送している。
国境地域の住民は新年最初の戦闘を肥料生産で始めたと口をそろえた。 咸境北道の国境付近に住む住民は「工場が稼働しないので、一日中、肥料を集める仕事ばかりしている」と伝えた。
ある消息筋は「1人が1年間に排せつする量が2トンなので、それを集めて農場に納めろということ」とし「配給もせず食べたものもないというのに、肥料を度々出せというのが分からない」と伝えた。
激しい競争のため市内の公衆トイレの扉に施錠する現象も出てきている。 夏に悪臭を漂っていた共同トイレは、新年になると人糞があるかどうか確認する間もなく、誰かが持ち去るということだ。 咸境北道茂山郡(ムサングン)出身のある住民は「夜になると軍人が麻袋を持って肥料までも盗んでいく物騒な世の中になった」と伝えた。
金晋希(キム・ジンヒ)記者