政府HPに中国人拉致問題―早急に中国語版にも |
今日の産経新聞に「政府の拉致対策HP 中国人被害者の記述追加」と題する記事が載った。
政府 拉致問題対策本部のホームページ中、「拉致問題に対する国際的関心の高まり」と題する項に、新たに次の記述が入っている。
http://www.rachi.go.jp/jp/kokusai/index.html
……北朝鮮から帰還した韓国人拉致被害者などの証言では、中国人などの拉致被害者も存在するとされている。……
これは、首相官邸の了解のもと、民間「専門家」と政府対策本部の事務局幹部で3月に発足した「拉致問題専門家懇談会」の場で出た具体的改善策の一つで、とりあえず一歩前進と言える。
なお同懇談会は、民間側が西岡力救う会会長(座長)、荒木和博特定失踪者問題調査会代表、増元照明家族会事務局長、川人博調査会理事(弁護士)、私の5人、政府側は、三谷秀史事務局長代理(前内閣情報官)はじめ対策本部の幹部が適宜参加という構成になっている。
記事によれば、「現在は日本語版だけだが、近く中国語版も公開する」とのことだ。そこが肝心であり、対策本部には早急な手当てを求めたい。地図があり、より喚起力の強い「日本以外の拉致被害者」のページも改訂が必要だろう。下記エントリ参照。
■中野寛成拉致担当相と面談
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2133747/
■12/10 国際シンポ「流動化する北朝鮮情勢と救出戦略」より(1)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2081396/