インドのデリーでイスラム礼拝所(ジャマー・マスジット)を訪れる |
昨年12月のインドの首都デリー滞在中、インド最大規模のイスラム教礼拝所ジャマー・マスジットを訪れた。インドで信者の最も多い宗教はヒンズー教だが、イスラム教徒も人口の15%程度を占める。
おそらく最初で最後の機会だろうから、高さ40メートルの塔(ミナレット)にも上った。その時の写真である。
両脇の塔のうち、左に上った。500円ほど取られる。
この奥で、観光客に交じり、礼拝中の人がいた。
塔内は一本の階段しかないが、幅は広くなく、太った人間が上下からすれ違うのはかなり大変だろう。
所々に採光・空気穴がある。
この角度から見ると狭さがよく分かると思う。
最上部。足場は狭い。
金網だけで硝子などはない。普通サイズ以下のデジカメなら、手とともに金網の外に出し、遮蔽物なく下界を撮影できる。
そうして撮った写真のいくつか。
構内は鳩が多い。ということは糞も多い。敷地内は靴を脱ぐことを求められるので、靴下あるいは裸足で歩くか、入り口で売っているスリッパ(200円)を買うことになる。私は最初靴下姿で構内に入ったが、鳩の糞をよけていると思い切って歩けないので、結局戻ってスリッパを買った。帰りにスリッパを返すと、靴下組も含め、全員100円払えと言ってくる。靴を盗まれないよう監視していた見張り代だそうだ。それやこれやで、800円ほどは見ておく必要があろう。