伝統とは火をまもること、灰を崇拝するにあらず(マーラー) |
中山理氏(麗澤大学学長)が、小冊子『虹』(扶桑社通信16 平成22年6月号)の巻頭言で、作曲家グスタフ・マーラーの印象深い言葉を引いていた。
伝統とは火を護ることであって、灰を崇拝することではない。
マーラーは交響曲第9番のCDを昔たまたま買い(カラヤン指揮、ベルリン・フィル)、特に第2楽章のゆったりと不思議な味わいが気に入ってよく聴いた。

上記の言葉は英語でも見た記憶があり、今回改めて調べてみた。下記の言い回しのようだ。
“Tradition is to pass on the flame, not worship the ash.” --Gustav Mahler
英語版から直訳すれば、「伝統とは炎を伝えることであって、灰を崇拝することではない」となろうか。
いずれにせよ、「保守とは何か」を考えるに当たって意味深い言葉だ。

マーラー交響曲9番は、今はレナード・バーンスタイン指揮のこの名盤も持っている。82分超の演奏が1枚のCDに入って、アマゾンの輸入盤で1250円(税抜き)だった。

