韓国政府が北に向けた“真実放送”を再開 |
下記ニュースについて
韓国政府が、北の兵士たちに向けた「宣伝放送」(むしろ“真実放送”と呼ぶべき)を再開した。結構な話だ。
冷戦時代、西側の政治家がソ連共産党幹部に語ったとされる次のようなジョークがあった。
こちらの体制に関してウソばかり言うなら、そちらの体制に関して本当のことを言うぞ。
北は25日、韓国政府と「あらゆる関係を断絶する」との声明を出したという。が、北がいくら欲しても、外部からの放送やビラ散布を「断絶」することは不可能だ。
日本政府も、真実を語ることに及び腰であってはならない。政府自らの名で行うかどうかは別にして、攻撃的な“真実伝達”を積極的に推進すべきである。
イザ!ニュース
韓国国防省、北朝鮮へのラジオ放送を開始
2010/05/25 07:55
韓国国防省は24日、同国海軍哨戒艦が北朝鮮の魚雷で沈没したことへの対抗措置の一環として、FMラジオを使った対北朝鮮宣伝放送を開始した。聯合ニュースが報じた。南北非武装地帯周辺でも、準備が整い次第、スピーカーを使った宣伝放送を実施する予定。
ラジオ放送は「自由の声」とのタイトルで、1日3回、計10時間にわたって流される。金泰栄国防相は同日の記者会見で、非武装地帯周辺での大音量スピーカーによる宣伝放送再開を明らかにしていた。(共同)
韓国:北朝鮮への宣伝放送を再開-4時間編成のFM番組、音楽も
5月25日(ブルームバーグ):韓国政府は24日、哨戒艦沈没事件を受けた対北朝鮮制裁措置として、6年間中断していたラジオ宣伝放送を再開した。
24日午後6時(日本時間同じ)に始まったFMラジオによる宣伝放送は4時間編成で、李明博大統領の北朝鮮制裁に関する談話が盛り込まれる一方、自由を称賛するポピュラー音楽が流れる構成となっている。
イザ!ニュース
北朝鮮、韓国との関係断絶
2010/05/25 23:49
【北京=川越一】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は25日、韓国の李明博政権と「あらゆる関係を断絶する」との談話を発表した。中国国営新華社通信が朝鮮中央通信の報道として速報した。
北朝鮮の魚雷攻撃で韓国哨戒艦が沈没したとの調査結果発表を受け、韓国や米国が北朝鮮への強硬姿勢を打ち出していることに反発したものとみられる。
イザ!ニュース
「対話」「通信」断絶、協力事務所撤廃…北朝鮮の対南措置
2010/05/26 01:09
北朝鮮の「祖国平和統一委員会」が25日発表した報道官談話で、韓国に対して講じるとした措置は次の通り。 一、韓国の李明博政権とあらゆる関係を断絶する。 一、李明博政権の任期中は一切、当局間の対話と接触を行わない。 一、板門店の赤十字連絡代表部の活動を完全に中止する。 一、南北間のすべての通信を断絶する。 一、開城工業団地にある南北経済協力協議事務所を撤廃し、南側(韓国)関係者を即時、全員追放する。 一、李明博政権の「対北心理戦」に対し、われわれの全面的反撃を開始する。 一、南朝鮮(韓国)の船舶、航空機の北側領海・領空通過を全面禁止する。 一、南北関係で提起されるすべての問題は戦時法に従って処理する。(共同)