”憧れの地”キューバに固執し宮崎を無視した赤松広隆 |
下記ニュースについて
農水大臣・赤松広隆は、民団の「いろんな形のご支援」と引き換えに、外国人参政権付与を「公約」したと公言し、もうすぐ参政権問題が「解決」すると思うと「感激でいっぱい」と顔を紅潮させた、民主党議員の中でも最もあからさまに能天気かつ旧左翼的体質の男である。
農水省が公表した赤松の外遊日程(下記)を見ると、メキシコとコロンビア2カ国合わせても計2時間半(通訳を除けば実質1時間強)しか閣僚クラス会談を行っていない。
一方、人権無視の左翼独裁政権が続くキューバには、5月2,3,4日と3日間も滞在し、ラウル・カストロ以下と懇談を重ねている。
かつて国際的に、新左翼青年の間で、カストロのキューバは憧れの的だった。アメリカの反戦ヒッピーの場合、キューバ訪問は一つの通過儀礼だったともいう。
赤松は、大臣になったのを幸い、国費で憧れの地に大名旅行を果たしたわけだろう。もちろん、「北朝鮮との友好関係を見直せ」など、赤松の口、どころか脳裏の片隅にすら浮かばなかったはずだ。
しかも、9日間遊んで帰国後、赤松がまず向かったのは、民主党議員の後援会会合だったというのだから、この男に政治家の資格がないことは余りにも明らかである。
イザ!ニュース
「参政権は民団への公約」赤松農水相が公言 選挙で支援認める
2010.1.13 01:23
昨年夏の衆院選当時の民主党選挙対策委員長だった赤松広隆農水相は12日、都内のホテルで開かれた在日本大韓民国民団中央本部(民団、鄭進団長)の新年パーティーであいさつし、民団による衆院選での民主党支援に「心から感謝申し上げる」と表明。そのうえで民団の支援は、外国人地方参政権獲得のためで、永住外国人への地方参政権(選挙権)法案の成立は民団への公約だと強調した。民主党幹部が、参政権を条件に民団から組織的な選挙支援を受けたことを認めたのは初めて。
赤松氏は「鄭進団長をはじめ民団の皆さまには昨年、特にお世話になった。投票はしてもらえないが全国各地でいろんな形でご支援いただき、308議席、政権交代につながった」と語った。
さらに「民主党中心の政権で地方参政権問題が解決するとの思いで応援してくれたと思う。その意味で公約を守るのは当たり前だ。本当にあと一歩。感激でいっぱいだ」と参政権法案の通常国会成立を約束した。
民主党は意見集約が難航し、日本の有権者向けの衆院選マニフェスト(政権公約)に、外国人参政権付与を盛りこんではいない。
イザ!ニュース
口蹄疫対策、今ごろ本腰…危機感欠如の政府に批判
2010/05/17 23:06
口蹄疫の被害が拡大していることを受けて政府は17日、これまで「対策の遅れはない」(平野博文官房長官)と言い張ってきた姿勢を事実上修正し、ようやく鳩山由紀夫首相直轄の対策本部を設置した。感染経路解明の難しさや被害拡大が予想を上回る早さだったとはいえ、遅きに失した感は否めない。鳩山政権にとっては、米軍普天間飛行場移設問題に続く「失政」となる懸念も出ている。(酒井充)
首相は今回、赤松広隆農水相がトップの同省対策本部では対応できない事態と判断し、自ら指揮を執る選択をした。背景には、被害拡大の中、現地からの悲鳴をよそに外遊や政治活動を優先した赤松氏への批判の高まりもあるとみられる。
赤松氏は4月20日に感染が確認されていたにもかかわらず、30日から9日間、中南米を訪問した。この間、殺処分対象の牛と豚は4369頭から一気に14倍以上の6万2426頭に跳ね上がった。しかし、5月8日に帰国した赤松氏が真っ先に向かったのは栃木県。民主党衆院議員の後援会会合出席のためだった。
赤松氏がやっと宮崎県を訪れたのは10日になってから。鳩山首相は「必要以上にさまざまな風評が立つと、農家の方が困る」と、対応の遅れを釈明したが、すでに感染は拡大しており、風評被害を気にする段階は過ぎていた。赤松氏は17日昼、首相との会談後も記者団に「対応が遅れたとは思っていない」と自己正当化を試みた。
与党内からも批判は噴出している。鹿児島5区が地盤の民主党・網屋信介衆院議員は17日の衆院決算行政監視委員会で「地域と農水省の話には、ずいぶん情報にギャップがある」と指摘。同党の宮崎岳志議員も「やはり赤松氏自ら、迅速に現地に乗り込んで陣頭指揮を振るっていただきたい」とくぎを刺した。
国会周辺では17日、「口蹄疫被害拡大は政府のテロに等しい」と題し、「政府が備蓄した消毒薬を民主党幹部が地元に流した」とするビラがまかれた。農水省は「国は消毒薬を備蓄する仕組みになっていない。ましてや『横流し』なんて完全な作り話だ」と否定するが、政府の対応の遅れが疑惑を招いたともいえる。
平野氏は17日の記者会見で政府の対策本部設置を「首相の指示だ」と何度も強調した。最初の感染確認からその指示が出るまで27日が過ぎていた。
農水省 平成22年5月17日
赤松農林水産大臣のメキシコ、キューバ、コロンビア出張概要について
(平成22年4月30日から5月8日まで)
■日程
1 メキシコ
5月1日(土曜日)
8時30分-10時00分マジョルガ農牧大臣
このほか、遺伝子組換検査センター及び家畜疾病診断センターの視察、日系企業関係者と懇談
2 キューバ
5月3日(月曜日)
9時10分-10時20分 カブリサス閣僚評議会副議長
10時10分-11時20分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
11時50分-13時30分 ロドリゲス外務大臣(昼食会)
このほか、有機都市農園の視察、日系2世及び親日キューバ人等と懇談
5月4日(火曜日)
8時50分- 9時30分 マルミエルカ外国貿易・外国投資大臣
11時00分-11時30分 ベントゥーラ国家評議会第一副議長
12時30分-14時00分 ロサレス農業大臣、コンセプシオン食料産業大臣
(昼食会)14時15分-15時00分 ラウル・カストロ国家評議会議長
3 コロンビア
5月5日(水曜日)
9時00分-10時10分フェルナンデス農業・地方開発大臣
10時20分-11時10分 プラタ商工観光大臣
19時20分-19時50分 ウリベ大統領
このほか、ルイス・コーヒー生産者連盟会長と懇談