韓国政府と金正日一派を同列に置く国務省の失言 |
下記ニュースについて
没理念的で宥和的な米国務省の体質が表れた失言といえる。
謀略を旨とし、絶えず挑発を繰り返す金正日一派と、同盟国である韓国政府を同列に置き、「双方に自制を促したい」というのは、韓国人に対し、きわめて失礼な発言だ。
アルカイダとアメリカ政府の双方に自制を求める、と言えば大抵のアメリカ人は怒るだろう。
もっとも、今の鳩山・汚沢政権の閣僚、幹部の多くは、考えもなくそうした発言をしかねない連中である。福島“現実を”みずほ、辻元清美、汚沢、菅直人あたりは、すでに「前科」があるはずだ。
国務省サイトから記者会見の原文も引いておく。
イザ!ニュース
南北に「自制求める」と米国務省
2010/01/27 09:03更新
米国務省のクローリー次官補(広報担当)は26日の定例記者会見で、黄海上に航行禁止区域を設置した北朝鮮と、短距離ミサイル発射の可能性があるとして監視を強化している韓国に対し「双方に自制を求める」と述べ、冷静な対応を呼び掛けた。
韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮は朝鮮半島西部の黄海で25日から3月29日までの船舶の航行禁止令を出した。(共同)
Philip J. Crowley
Assistant Secretary of State
January 26, 2010
Daily Press Briefing
http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2010/01/135873.htm
……
QUESTION:
MR. CROWLEY: We've heard that notice. I think we're looking into it just to determine precisely what might be behind it. But obviously, in any kind of declaration like that, we would encourage restraint on both sides.
……
勤務校の10階窓から西方を望む。