蓮舫議員は外国人参政権に反対を貫けるか |
今朝、うっかりNHKの『日曜討論』をつけて、民主党の山岡賢次国対委員長の大きな脂ぎった顔が目に入り、胃の辺りが一瞬にして重くなった。これだけ爽やかさと対極にある人物も珍しい。
ああ言えばこう言う三百代言の典型であり、俗物を漫画に描いたような男だ。「自民党の顧問弁護士」と揶揄されたかつての冬柴哲三(公明)の方がまだしも上品と思えてくる。こういう人物が“日曜朝の顔”である限り、民主党政権への支持は、落ち始めれば一気に雪崩を打つだろう。
一方、「事業仕分け」におけるサディスティック・クイーンぶりに毀誉褒貶相半ばするが、蓮舫議員はこれまで、外国人への参政権付与に反対の立場を取ってきた。帰化した自身の経験も踏まえての信念だという。
私が関係する国家基本問題研究所にも、同議員から連帯のメッセージが届いている。
今後、本格攻防が予想される参政権問題でぶれずに初心を貫けば、蓮舫氏はまさに新次代を担う政治家の一人となるだろう。
まだ未知数で、周りの議員の質が低いだけに、悪く政治ずれしていく可能性も充分あるが…。