福島みずほの鋭い鳩山演説批判 |
昨日、ニュース映像で流れたが、鳩山首相の所信表明演説の感想を聞かれた福島“現実を”みずほが、「鳩山総理の思想が、あ、いや、思いがよく……」と言い直していた。
思想と言えるものはなく、ただ何となく思いがあるだけという、期せずして鋭い批判になっていた。字は下手、というより本人の知能同様、幼稚園児並みだが、ワン・フレーズにたけた福島らしい。
先の補選で2議席を得た結果、参議院でもあと1議席で民主党系は過半数となり、社民党を切り捨てられる。
捨てられたあかつきに、傷心の福島が、民主党政権をどう形容するか楽しみだ。
例えば、
「鳩派偽装、思想ゼロ・エミッション内閣」
あたりか。
福島が無意識に批判したとおり、下の鳩山発言を見ても、確かに「思い」「気持ち」という言葉が多用されている。
イザ!ニュース
鳩山首相、刷新会議で「1年生でも有能議員いる」
2009/10/28
鳩山由紀夫首相は27日夜、行政刷新会議のワーキンググループが民主党の小沢一郎幹事長の意向で中断していることについて「1年生でも有能な議員がいるが、幹事長の気持ちと合わせて解決したい」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
■普天間移設
「したがって、北沢大臣がそれぞれ閣僚としての思いを述べられるということは、あっても良いと思いますし、グアムの話などもあるんですよということを申されたかったのではかなったかと思いますけれども、私とすればやはり、今、どのような形が沖縄の県民の皆様方のお気持ちにも応えられる、しかも日米の合意に、というものに対しても、それなりに尊重しながら答えを出せるか、色んな角度から検証をはじめたばかりですから。むしろ、これから、様々な選択肢というものを検討しながら、それなりの時間をかけて結論を出したいと。今まで申し上げた通りであります」
「したがって、北沢大臣がおっしゃりたかった気持ちは分からんわけではないですけれども、私は必ずしもそのように思っておりません」
■海賊対処船の給油支援転用
――ソマリア沖で海賊対処を続けている外国艦船への給油支援に転用させることを検討する考えを北沢防衛相が示したが、社民党は強く反発している。どう考えるか
「それは基本的に、活動が違いますからね。たしかに、インド洋で活用していると。私どもは単純延長しないと。しかし、一方では海賊対策も大事だねというところで、考えを結びつけられたものかと思いますけれども、やはり、活動が違いますから。それは、法的な整理もしなければなりませんし、そんな簡単に、動かしてすぐということではないと。一つのお考えを示されたものだと思いますけれども、これは、容易に結論をそのように見いだすことは私はなかなか難しいと。そう思います」
「まぁ、そう、法的にしっかりとした整理をするということも含めて考えなきゃなりませんし、今、お話がありましたように、これは与党3党の連立政権でありますから、そういったそれぞれの政党のお考えというものも、しっかりと受け止めて、考えを作り上げていかなければなりません。したがって、今、私の念頭にあるわけではありません」
■刷新会議の中断
――昨日、民主党の小沢一郎幹事長の会見があり、1年生の一部が党の意向で変わるような事態になっている。小沢幹事長からストップがかかった形になっているが、どう思うか