民主党内保守派の処遇と、自民党のバックアップ体制いかん |
民主党、社民党、国民新党が、連立政権樹立で合意した。国益を離れて言えば、福島瑞穂がどれだけ政権をかき回すかが見ものだ。
国益に即して言えば、民主党内の保守常識派、中井洽、松原仁、渡辺周、長島昭久、野田佳彦氏らがどういう位置に就くかが注目される。
防衛政策に詳しいある筋によると、長島昭久防衛大臣という民主党方面からの打診に、社民党が即座に拒否権を発動したという(「それなら連立は組めない」云々)。
自民党政権下でも保守派は決して優勢ではなかったが、民主党の場合、“化石左翼の吹き溜まり”社民との連立だけに、状況は一層深刻だ。
自民党が保守的信念をもった総裁を選び、そのリーダーシップのもと、民主党内保守派をバックアップする体制ができればよいが、どうなるか。
中国共産党は、福島瑞穂の大活躍、石破茂自民党総裁(あるいは、加藤紘一、谷垣禎一)といった線を望んでいるだろう。
とんでもない話だが、可能性はある。
■ついでに
浅草の老舗・伊勢屋の天どん。太るが、闘いに向けた栄養はつく。具はエビ、穴子、旬の魚(キス)、貝柱のかき揚げ、野菜。
営団日比谷線・三の輪駅から歩いて10分ほど。