岡田克也氏に中井洽議員(民主党)が、北朝鮮問題で「あえて注意」 |
中井洽(ひろし)拉致議連会長代理(民主党)のメール・マガジン「洽聞通信 私の日記」は、しばしば本音が窺えて面白い。最新の、6月3日付号に次の記述がある。
岡田新幹事長の日程に合わせ、今日午前中、拉致問題対策本部の数人で申し入れを行った。……拉致問題対策本部長として制裁案の中身やタイミング、日本における朝鮮総連の実態等を申し上げ、党全体で上手く処理をして欲しいと申し入れた。
幹事長は政調会長、部会等、充分に諮りトップダウンで決めるという印象の無いように行きたいと原則論を言っていた。
又、今は国連決議を見守るべきだとも言ったので、僕から、それをみていたら、タイミングを遅らす事になるとあえて注意をしておいた。
北朝鮮問題に関する岡田克也氏の態度は、終始一貫している。すなわち、主体性の放棄(他人任せ)と現実追随(長いものに巻かれよ)である。
要するに、アメリカ政府と中国政府の談合結果に従う、それまでは脇からぼんやり「見守るべき」ということだ。
日本の政治家として恥ずかしい話だが、顔を見ていると、特に恥ずかしいとも思っていないらしい。中井氏の「注意」も、結局、蛙の面に何とかだろう。
下記エントリ参照。
いまだ取り消されない岡田克也幹事長(2003年時)の北朝鮮寄り発言
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1044565/
アメリカでの岡田克也氏の言動はやはりおかしい
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1033251/
足羽山ふもとの庭園