山拓議連メンバー鉢呂吉雄が「次の外相」という小沢民主党の非常識 |
民主党が「次の内閣」の外務大臣としているのは、呆れたことに、旧社会党出身の鉢呂吉雄(衆院議員、北海道4区。写真)である。
聞くところによると、国対委員長として、テロ特措法(インド洋での海上自衛隊の補給活動継続)を阻止するため、対外的影響など一切顧慮せず、盲目的に邁進した「功績」が買われたという。
同氏は、山拓が会長を務め、加藤紘一や福島瑞穂が顧問を務める「百害あって利権あり」対北宥和議連(日朝国交正常化推進議員連盟)のメンバーでもある。
こんな男を、次の外務大臣に押し立てて政権を取ろうというのだから、小沢民主党も随分世間を舐めたものだ。
民主党には、中井洽(ひろし)、松原仁、渡辺周といった外交問題で見識を持った議員がいる。まじめに政権を取り、運営をする気があるなら、直ちに「次の外務大臣」を入れ替えるべきだ。
民主党政権は、社民党との連立が予定されている。福島みずほ法務大臣といった破滅的人事の噂も聞こえてくる。
その上、自党における人材の適正配置も行えないとなれば論外だろう。