加藤紘一は7月に除名すべきだった |
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細田・自民党幹事長の認識はまだ甘いようだ。
本来、今年7月、加藤紘一が、「帰ってきた5人の拉致被害者を北に送り返すべきだった」という妄言を吐いた時、自民党は加藤を即座に除名すべきだった。
当時は、理念のなさにおいて加藤と大差ない福田総裁下でもあり、執行部は注意すら与えなかったようだ。
加藤発言の数日後、自民党本部で伊吹文明幹事長(当時)と面談した際、同席した中川昭一代議士(現・財務金融相)が、「ああいう言動に対しては、幹事長が呼んで注意して下さいよ」と苦々しく語っていたのを思い出す。
加藤はいわゆる“卑し系”の代表で、メディアに出ては同僚議員への嫉妬などマイナスの情念を放出させている。加藤の露出が増えるほどに、自民党の好感度(まだあるとして)は下がる。
野党寄りのメディアはそこを意識して、加藤に声を掛ける。民主党が加藤の選挙区に有力候補を立てようとしないのも、加藤が自民党を内から蚕食するシロアリのごとき存在と認識しているからだ。
自民党が生き残りを図るなら、早く加藤の類を除名せねばならない。
田母神論文と加藤発言のどちらが問題か、常識ある人には明らかだろう。
イザ!ニュース
「離党すれば刺客を送るだけ」 自民・細田幹事長、党内を強く牽制
13:24更新
自民党の細田博之幹事長は17日午前、同党所属衆院議員の会合で、政権批判を繰り返す加藤紘一元幹事長や渡辺喜美元行政改革担当相らを念頭に、「離党すると言ったり、自民党の使命は終わったと言ったりする大物もいるが、今さら離党しても、次の選挙で刺客を送られるだけ。民主党も迎えてくれない」と述べ、強く牽制した。
渡辺氏らの動きについては、すでに菅義偉選対副委員長が「新党をつくるなら(自民党も)政党としてしっかり対応していく」と語り、離党者の選挙区には、新たな自民党の公認候補を「刺客」として送り込む考えを示唆している。