万景峰入港の耐えがたい風景 |
私の最も嫌いな曲の一つに、朝鮮語の歌謡「嬉しいです(パンガプスムニダ 반갑습니다)」がある。正確に言えば、金正日のせいで、嫌いにさせられてしまった。
北朝鮮の万景峰号が新潟港に入ってくるとき、拉致被害者家族らによる埠頭での抗議の声を消すため、大音量で流し、デッキに並んだ美女軍団がわざとらしい笑顔で口を動かしているのがこれだ。
万景峰号の入港(入寇)ぶりというのは、日本人の精神に対する強姦といってよいだろう。
いま、人権感覚、名誉感覚がゼロに近い福田康夫氏らによって、万景峰再入港というカードが、相手の言い値で、すなわちタダ同然で切られようとしている。
瀋陽では日朝実務者協議が続いているようだが(13日午前1時過ぎ現在)、万景峰再入港は、全拉致被害者と北の謝罪特使を乗せて入って来る場合を除き、断固阻止せねばならない。
なお、朝鮮歌謡「パンガプスムニダ」(映像付き)は、例えば下記のサイトからダウンロードできる。
http://homepage2.nifty.com/chosun/dprksongs.html