拉致被害者「戻すべき」 加藤紘一とグレゴリー・クラーク |
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どうも、山拓と加藤紘一の間で、どちらが一層人品が劣るか競い始めたらしい。これから暑くなるというのに迷惑な話だ。
地村夫妻ら拉致被害者を北に送り返すべきだったという加藤の妄言に、新味はない。「加藤、もう分かった。頼むからお前が行ってくれ。そして帰ってくるな」というのが多くの人の感想だろう。
以前、グレゴリー・クラーク(国際教養大学副学長)の同種の言をやや詳しく批判したことがあるので、参照頂ければと思う。
時事通信
2008/07/07 22:59
拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因-自民・加藤氏
自民党の加藤紘一元幹事長は7日夜、日本BS放送の番組に出演し、2002年に北朝鮮から一時帰国した曽我ひとみさんら拉致被害者5人に関し、同国に戻さないとした当時の政府決定について「国家と国家の約束だから、(戻した方が)よかった。安倍(晋三前首相)さんを中心に返すべきでないとなったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」と述べ、官房副長官として永住帰国への方針転換を主導した安倍氏の対応に問題があったとの認識を示した。
加藤氏は「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺してしまうんじゃないかと(言われたが)、そこが(安倍氏らとの)外交感覚の差だ。そんなことができるはずがない」と述べた。