北から欺瞞以上のものが出るはずがない |
昨夜は惠岡隆一研究会を行い、今朝は早朝8時から国家基本問題研究所・企画委員会に出た。
国基研では、近々、地球温暖化問題で提言を発表する予定だ。国益のぶつかり合いという側面を忘れ、「地球愛」に溺れたような安易な“先進国責任論”を積極的に超克した内容になる(と宣伝しておきたい)。
昨日、北京で終わった日朝実務者協議も当然話題になった。が、なにしろ具体的情報がない。斎木昭隆・六者協議首席代表による、家族会および救う会・調査会代表に対するブリーフィング(今夜7時から)を待つことになる。
国基研を出た路上で、調査会の荒木和博代表と会い、ほんの少し立ち話をした。荒木氏は、どうせ北が出してきたのは、日朝合同調査に警察も入れるといった程度の欺瞞的な話だろうと言っていた。
まあ、形はどうあれ、体制全体が欺瞞である北朝鮮から欺瞞以上のものが出てくるはずがない。
内閣府で斎木氏の説明を聞いた後、8時半ごろから、都内の友愛会館で記者会見を行う予定だ。
とにかく政府首脳には、「進展があった」の一言は間違っても口にしないという気構えが必要である。