「阿吽の呼吸」 は許されない福田・ライス会談 |
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福田首相が、来週27日(水)、ライス米国務長官と会談するらしい。
主題は、下の発言をもじれば、「ブッシュ政権もどうなっちゃたんですかね。北朝鮮のテロ指定解除などないように厳重に申し入れしなければいけない」でなければならない。
ブッシュと個人的つながりのあるシーファー大使も同席するはずだ。
福田は外交マナーを知らないのか、と思わせるほど厳しい発言をすれば、仮にライス・国務省ラインがその場限りで収めようとしても、大使からホワイトハウスに伝わる道もある。
福田氏が好む「阿吽(あうん)の呼吸」は、信念の強さが響き渡っている人においてこそ意味もある。
信念のない人物が阿吽のつもりで迫っても、「何かグフグフ言っていたな」で終わりだ。
ライスは帰国後、「福田はテロ指定解除を黙認するとの感触を得た」とブッシュに報告する腹づもりだろう。
「福田は強く反対し、しつこく釘を刺した」という以外、解釈の余地がないような対応をせねばならない。
下記エントリ参照。 イザ!ニュースより 福田首相、ライス長官と再発防止策協議へ 米兵事件 08/02/18 21:38更新 福田康夫首相は18日夜、沖縄県で米海兵隊員による事件が相次ぎ発生したことについて、首相官邸で記者団に対し「米軍もどうなっちゃたんですかね。こういうことはないように厳重に申し入れしなければいけない」と述べ、27日に来日するライス米国務長官と再発防止をめぐり協議する考えを示した。また、沖縄県の安里カツ子副知事らが18日夕、官邸で町村信孝官房長官に会い、再発防止策の実施などを申し入れた。