総連幹部が「人道」を口にする笑止 |
下記ニュースについて
日朝協議で拉致問題が取り上げられる日に合わせた、分かりやすい宣伝工作だ。
「北朝鮮船籍の貨物船」に拉致被害者や、北で人質状態におかれている元在日朝鮮人(日本人妻、子女を含む)を乗せてくるというなら、代わりに、一人につき10キロ程度の食糧積み込みを認めてもよいだろう。
なお、総連幹部に逆らったり、金正日批判をしたような在日朝鮮人は、従来も、万景峰号への乗船・家族訪問や物資発送を許されなかった。
「祖国と日本をつなぐ唯一の人道の船」は、その実、総連幹部が、一般の在日朝鮮人を統制する手段に使われてきたのである。
総連幹部は、北本国の当局者とつるんで、「北にいるお前の弟が強制収容所に入れられた。2000万円を朝鮮労働党に寄付すれば、出してやれる」などと恐喝にいそしんだり、在日家族が北に送る物資やカネをピンハネしたりしてきた。
総連幹部は、北に渡った元在日やその家族たちによる、必死の日本帰還要請を一切無視してきたが、それは下手に帰還が実現すると、自分たちがリンチに遭いかねないことを知っているためだ。
総連幹部が「人道」を口にするというのは、嗤うべき戯画に他ならない。
イザ!ニュースより
朝鮮総連、北の貨物船入港許可を要請
07/09/06 11:42
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は6日午前、8月中旬の集中豪雨で被害を受けた北朝鮮に支援物資を送るため、北朝鮮船籍の貨物船の入港許可を求める安倍晋三首相あての要請書を、内閣府の戸井田徹政務官に提出した。
政府は昨年10月の北朝鮮の核実験を受け、北朝鮮籍船舶の入港や全品目輸入を禁止する制裁措置をとっている。
朝鮮総連は、日本で購入した毛布4万枚やカップ麺50万食を送る計画だという。要望書を提出した南昇祐副議長は記者団に対し「あくまでも人道上の同胞たちに対する支援。こういう問題に対してまでも、政治的課題とからめて不本意な対応をすれば、日本政府に相当批判と非難が集中するのではないか」と強調した。