「反論文」の評価に値しない駐ロサンゼルス総領事の慰安婦投稿 |
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詳しくは前エントリで触れたが、当該LAタイムズの社説は韓国紙を彷彿とさせる歪曲と反日感情に満ちたものだ。
ところが、日本の総領事の「反論」なるものは、誤認に反撃しようという姿勢が全く見られず、ただ「日本は謝っています」と強調する内容である。すなわち従来の外務省路線から一歩も出ていない。
「反論文」との評価に値するものではない。
産経 2014.12.29
米紙社説に駐ロサンゼルス総領事が反論 慰安婦像設置に「姉妹都市関係破壊する」
【ロサンゼルス=中村将】慰安婦問題をめぐり、米紙ロサンゼルス・タイムズが今月11日付社説で「日本のナショナリストが慰安婦に関して、歴史を修正しようとしている」と報じ、これに対して堀之内秀久駐ロサンゼルス総領事が同紙への反論文を投稿した。
反論文は24日付の同紙に掲載された。堀之内総領事は「日本政府が歴史を否定したり、軽視しているとする考え方は誤解である」とし、「慰安婦問題について安倍晋三政権は1993年の河野(洋平官房長官)談話を支持することを今年6月20日に表明し、政府の見解は今もそれと変わっていない」と説明した。
その上で、「さまざまな出身やルーツを持つ人種が共存するカリフォルニア州で、慰安婦像を設置することには強く反対する。地域社会への不必要な恨みと摩擦をもたらし、姉妹都市関係を破壊する」などと主張した。
慰安婦問題をめぐっては、米ニューヨーク・タイムズ紙も今月、「戦時史の粉飾を要求する人々に迎合する」などとする社説を掲載。草賀純男駐ニューヨーク総領事が同紙へ反論文を投稿し、掲載された。