米姉妹都市での慰安婦像設置と福井市長抗議書 |
読売
姉妹都市に「慰安婦像」、反対の親書送った市長
2014年09月11日
姉妹都市の米国フラトン市がいわゆる従軍慰安婦を象徴する像の設置を検討している問題で、福井市の東村新一市長は10日、フラトン市長ら宛てに「像が(福井市の)立場に反するものであれば、設置に強く反対する」との親書を8日付で送ったことを明らかにした。
市議会一般質問での答弁によると、東村市長は親書で「公共の場は政治的な闘争の場ではなく、特定の国や民族への差別を助長する表現は認めない」とする市の立場を伝えたという。
この問題では、フラトン市議会が8月、韓国系団体の提案で、同市の博物館前にモニュメント「平和の像」の設置計画案などを可決。東村市長は市議会で「基本的には友好関係を保ちたい」とも説明した。市によると、同問題を巡り9日現在で計137件のメールや電話があったという。