「あなたが出れば100人通ると汚沢に言われ信じてしまった」(嘉田ポリアンナ由紀子) |
英語でこういう人を表す言葉にポリアンナ(Pollyanna)がある。超楽天主義の少女を指す(米国の作家エリノア・ポーターが1913に発表した児童書の主人公に由来)。
原書は読んでいないが、「ポリアンナ」は通常、ナイーブで能天気な政治家や運動家を批判する文脈で使われる。
もしアメリカ人に、「嘉田由紀子はどんな人?」と聞かれれば、”She is Pollyanna.”が最も省エネの答だろう。
「私は専門バカで」と卑下を装いつつ非現実的な主張を押し通そうとする「学者」(嘉田もその一人だろう)に対しては、「あなたは専門バカではなくバカ専門だ」と切り返すのがよい(もちろん喧嘩になるが)。
汚沢一郎から「あなたが出てくれたら100人通ると言われ」、信じたが、後から考えれば「信じるべきではなかった」という嘉田の述懐を聴いて、この人は「バカ正直」というより「正直、バカ」なのか、が正直な感想だ。
10年で「卒原発」できると主張していたのはこの類の人々だったという事実を有権者は肝に銘じる必要がある。
担ぐ阿呆に信じる阿呆
読売新聞 2013年1月14日
出てくれれば100人通ると言われた…嘉田知事
滋賀県の嘉田由紀子知事は13日、大津市内であった後援会の新年会で、昨年11月の日本未来の党の結党について、小沢一郎衆院議員から「あなたが(代表として)出てくれたら(衆院選で)100人通ると言われた」と経緯を明かした。
そのうえで、「後から思ったら、信じるべきではなかった」などと釈明した。
嘉田知事は、結党の意向表明の直後、小沢氏との連携に対し県庁に批判の電話が相次いだと振り返り、「小沢さんに『何でこんなに評判が悪いんですか。これでは到底やれません』と言い、一兵卒として表から引いてくださいと申し上げた」と述べた。
産経
「100人当選」と小沢氏 嘉田氏、結党経緯語る
2013/01/14
滋賀県の嘉田由紀子知事は13日に大津市であった後援会の新年会で、日本未来の党の結党について、小沢一郎衆院議員から「あなたが出てくれたら(衆院選で候補者が)100人通る」と説得されて決断したと明らかにした。
嘉田知事は「後から思えば信じるべきではなかった」と後悔をにじませ、謝罪したという。多くの候補者が民主党候補と競合したため「小選挙区で通るはずがなかった」と敗因を語った。
昨年11月末に結党を表明した記者会見で嘉田知事は「『この指とまれ』で、今後、候補者を募っていく」と説明していた。