拉致疑惑スネドン氏家族が米有力議員らと面会 |
下記は、アメリカ人拉致疑惑に関する最新の「救う会ニュース」である。ここにも転載しておく。なお、下記エントリ参照。
■日米韓連携の試金石―デヴィド・スネドン拉致事件
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2689621/
■衆議院拉致特別委員会で陳述・質疑応答
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2707253/
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.06.05)
拉致疑惑デヴィド・スネドン氏の家族が米有力議員らと面談
北朝鮮に拉致された疑惑が濃厚なデヴィド・スネドン氏については、4月の国民大集会、5月の訪米の際も取り上げたが、米国がこの問題で関心を示し始めた。以下に最近の動きを紹介する。
■拉致疑惑デヴィド・スネドン氏の家族が米有力議員らと面談
北朝鮮に拉致された疑いが高まっている米国人デヴィド・スネドン氏(2004年8月の失踪当時24才)の両親および長兄マイケル氏が、5月29日、ユタ州で、地元選出のマイク・リー上院議員と面談した。
議員本人との45分間の会談後、首席補佐官とさらに90分間意見交換したという。家族によれば、リー議員は「他人がどう考えようと、われわれは正しいことを為すべきだ」と非常に積極的な姿勢を見せ、自らクリントン国務長官に書簡を出すことや、ユタ州選出議員団や上下両院の外交委員会メンバーに働き掛けることなどを約束した。同議員は、どのような対応が過去に取られ、現在取られているのか、国務省に対し、納得いく回答が得られるまで質問し続けるとも述べた。
続いて5月31日、マイケル・スネドン氏はワシントンで、イリアナ・ロスレーティネン下院外交委員長と面談した。委員長は真相解明に尽力する旨約束し、救う会が先に得た新情報と家族がこれまでの調査で得た情報との整合性を問い、確認した。ロスレーティネン氏はまた、なぜもっと早くワシントンに来なかったのかとも述べたという。
翌6月1日、マイケル・スネドン氏はジェイソン・シェイフィッツ下院議員とも面談予定になっていたが、午後は嵐との天気予報で議員がユタ州に帰る搭乗便を早めたため、補佐官のみとの面談となった。補佐官はロスレーティネン外交委員長やユタ州議員団と協調していく旨約束したという。
以上、5月6日から約1週間の拉致議連・家族会・救う会の訪米、上記議員らを含む多数関係者との面談を契機に、アメリカ側においてさまざまな前向きの動きが出てきたと言える。