中国人の感受性がわれわれ自身のそれより重要―「外務省」の不文律 |
以下はインドの対外情報部(RAW)に務めた元高官の述懐である。
外務省は通常、中国に関する問題には腫れ物に触るように慎重である。中国人の感受性がわれわれ自身のそれより重要、という不文律があるようだ。原則を曲げない人間は脇に追いやられる。最近のモットーは「われわれは寛大でなければならない」だ。
例外的に骨のある人もいるが、どこの外務省も体質は同じなようだ。インド外務省、米国務省、日本の外務省……。独裁政党の事務処理部門に過ぎない中国や北朝鮮の「外務省」はもちろん別だが。
※ 引用文は、Bharat Karnad, India’s Nuclear Policy, 2008, p.137より。カルナードは、核問題に詳しいインドの研究者。しばらく前、アメリカのヘリテージ財団で講演を行っていた。
(原文) The Foreign Office is usually very circumspect about issues relating to
【ついでに】
名古屋駅の新幹線乗り場に近い地下にある「駅麺通り」のラーメン各店のパネル。試験監督を終え、福井に帰る途中、つい立ち寄った。
和歌山ラーメンの豚骨醤油。なかなかよかった。
各店が通路を挟んで一見露天風に並ぶ。私が入ったのは午後4時頃なので、特に混んでいない。
入り口はかなり黄金風だ。