あまりに愚かな前原誠司の産経新聞締め出し |
前原誠司がここまで愚かな男とは思わなかった。
「言うだけ番長」等々の産経新聞の批判記事が「ペンの暴力」だから記者会見から閉め出すという。
前原の軽薄な言動を批判しているのは何も産経に限らないので、保守系紙の産経狙い撃ちならリベラル派主導のメディアから秘かに拍手を得られる、同志・辻元清美らとの心の通い合いをさらに深められると計算したのかも知れない。
どの記事の何が問題かは、「私が言うとペンによって拡散される」と明らかにしなかったという。政治家なら当然の説明責任も果たさず、権威主義的にただ拒否するという、あまりに幼く、かつ傲慢な行動だ。
前原の「適材適所」は、中国共産党のスポークスマン以外ないのかも知れない。下記エントリ参照。
■軽薄で危うい辻元清美・前原誠司姉弟―北朝鮮、普天間、JR
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1718694/
■「食物と毒物が妥協するとき、勝利するは死のみ」―前原誠司と田中均
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2182542/
時事通信 2012/02/23
前原氏、記者会見で産経排除=「言うだけ番長」報道に抗議
民主党の前原誠司政調会長は23日夜の定例の記者会見で、前原氏に関する報道内容を理由に産経新聞記者の出席を拒否した。政権与党幹部の記者会見で、特定のメディアを排除するのは異例だ。
前原氏は出席拒否の理由について「明らかに度が過ぎ、事実と反した、人をおとしめるための悪口を書き続けることはペンの暴力だ。(産経の報道は)受容の範囲を超えている」と強調。また、産経新聞に対し、文書で報道に関する説明を求めたことを明らかにした。
前原氏は具体的にどの記事を問題にしているかについては「私が言うとペンによって拡散される。私からは控えたい」と明らかにしなかった。
産経新聞のウェブサイトによると、前原氏は同日、自身を「言うだけ番長」などと記載した産経新聞の報道に抗議し、会見出席を拒否する意向を伝えた。
前原氏は衆院議員会館での会見前に産経新聞記者がいたことから「会見を始められない」と述べ、会見場所を別に移した。会見室前で民主党職員により出席者の名刺提出が求められ、産経記者の入室は拒まれた。会見では複数の記者が、産経を排除した前原氏の対応に抗議したが、同氏は「事実に基づかない悪口を書かれ続けている。政治家にも人格がある」と産経の出席に応じなかった。
■飯塚浩彦産経新聞東京本社編集局長の話 報道での表現を理由に記者会見への出席を拒否されたのは極めて遺憾だ。断固抗議したい。公党、しかも政権政党の政策責任者である前原氏が、このような理由で記者会見への出席を拒むことは看過できず、前原氏に猛省を促し、今回の措置の撤回を求める。
産経
産経新聞を記者会見から排除 民主・前原政調会長 「言うだけ番長」に反発
2012.2.24
民主党の前原誠司政調会長は23日、産経新聞の報道内容を理由に、本紙の取材を拒否すると通告、同日夕に国会内で開いた記者会見で本紙記者の出席を拒否した。さらに、民主党政策調査会への取材も認めないと通告。政権与党幹部が記者会見で特定のメディアを排除するのは異例だ。
前原氏が問題視したのは、本紙が前原氏の言動に関して報じてきた「言うだけ番長」という表現。記者会見に出席した共同通信によると、前原氏は「人をおとしめるための悪口、ペンの暴力のたぐいが続き受容限度を超えた。記者に批判する権利はあるが、事実に基づかなければならない」と述べた。
同日の記者会見にあたり前原氏は、本紙記者が会見場にいることを念頭に「始められない」と拒否、その後別室で記者会見を開き、名刺の提出を条件に会見場への入室を認め、事実上本紙記者を会見場から排除した。本紙記者は名刺を提出したが、党職員が「産経新聞はお断りしています」と入室を認めなかった。
前原氏は、具体的に本紙のどの記事を問題視しているのかについては「私からは控えたい」と明言を避けた。民主党関係者によると、前原氏は本紙18日付の「公務員給与、削減合意『言うだけ』また露呈」との見出しの記事などを念頭に置いているという。
前原氏は23日昼、記事についての経緯を記した産経新聞としての文書を口頭で求めていた。