「豊島園 庭の湯」で国基研・朝鮮問題研究会 |
木曜夜(19日)は、新年会を兼ねて、東京都内にある天然温泉施設「豊島園 庭の湯」で、国家基本問題研究所・朝鮮問題研究会を行った。
湯はやや赤黒く、口に含むと塩辛い。東京の銭湯は、昔入って、やたら熱かった記憶があるが、ここは長時間浸れる温度だ。露天もある。夜6時以降は割引価格となり(それでも1260円と安くはないが)、閉館は午後11時。
1時間弱、風呂でくつろいだ後、2階の食堂(座敷)の一角で研究会となった。宿泊不可のため、後のことを考えず呑むというわけにはいかない。
韓国政治の専門家たちの話では、目下、与野党をリードする二人の女性、ハンナラ党の朴槿恵(パックネ)、民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)は、日本で言えば、前者が川口順子、後者は福島瑞穂レベルの人材のようだ。
韓明淑は、対北宥和、「成長より福祉」を臆面もなく掲げる筋金入りの阿呆、失礼、左翼である。盧武鉉政権の中心メンバーでもあった。
野田か谷垣かの選択を迫られそうな日本の方が若干ましかも知れない(と慰める他ない現状が情けないが)。
韓国の政治が大きく動くのは、4月の議会選挙を経て、12月の大統領選挙が視野に入ってきてからのようである。保守派の雄、趙甲済氏らが構想する理念新党に期待したい。
産経新聞
韓国野党、左派主導で政権奪還へ 女性トップ対決、焦点
1月18日
【ソウル=黒田勝弘】年末の大統領選で政権奪還を目指す韓国の野党・民主統合党が、党大会で女性の韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相(67)を新しい党代表に選び意気が上がっている。末期の李明博政権下で支持率低下に悩む与党・ハンナラ党もやはり女性の朴槿恵(パク・クネ)元代表(59)が非常対策委員会委員長として党立て直しの先頭に立っており、韓国政局は“女性対決”の様相だ。
与野党は当面、4月の国会議員選挙に向け党勢拡大に全力をあげるが、情勢は野党の勝利確実と伝えられている。とくに民主統合党をはじめ野党陣営では左派勢力の影響が強まっているため、保守陣営に危機感が広がっている。
焦点の大統領選については、与党のハンナラ党は朴正煕元大統領の長女、朴槿恵元代表が依然、最有力候補なのに対し、野党の民主統合党では今回、盧武鉉前政権下で閣僚や首相を務めた韓明淑氏が党代表になったことから、盧大統領の最側近だった元大統領秘書室長の文在寅氏(59)が大きく浮上している。
また韓明淑代表も今後、野党陣営の派閥争いなど情勢次第で大統領候補になる可能性があり、目が離せなくなった。
韓明淑代表は進歩派の女性運動家出身で、夫も左派活動家出身。党代表選ではやはり左派系市民運動家で俳優の文盛瑾氏(党最高委員)が次点となり注目されている。
文氏は親北朝鮮派として知られた故文益煥牧師の息子で反米左派色が強い。早くも国会議員選挙に向け、より親北左派色の強い統合進歩党との協力の動きが出ている。
韓明淑代表の民主統合党は今後、格差解消のため「持たざる者の味方」「成長より福祉」を強調し、米韓FTA(自由貿易協定)の廃棄も主張する構えだ。
対北朝鮮政策では北朝鮮による延坪島砲撃など軍事挑発に対する非難より「対話・協力・支援」の方向だ。対日関係では旧盧武鉉政権系の発言力拡大が予想され、慰安婦問題や領土問題など歴史がらみの反日色は強まりそうだ。
韓明淑代表は盧武鉉政権時代の自らの金銭疑惑に最近、無罪判決が出たことから検察に対しては「お返しをする」といい、党幹部になった文盛瑾氏も李明博政権の各種疑惑追及を公言。政権奪還の場合、退任後の李明博大統領に対する追及・処罰など“報復政治”をすでににおわしている。
「総選挙は国民参加型に」 与野党代表が初対面で一致
2012-01-18
4月に行われる総選挙の党内予備選挙では、政党の党員に限らず一般国民も立候補できるように、選挙法を改正する必要があるということで与野党代表の認識が一致しました。
野党民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表は、17日、就任のあいさつのため与党ハンナラ党の現在の最高機関である非常対策委員会の朴槿恵(パク・クンヘ)委員長を表敬訪問しました。
この席で、与野党代表は、今度の総選挙は、国民の期待に応えるため、党員に限らず一般国民が立候補でき、候補者を選ぶ投票にも参加できるいわゆる「開放型国民選挙制」を導入することが望ましいということで意見が一致し、党員だけが政党の候補者になれると規定している今の選挙法を改正することが望ましいとする認識で一致しました。
統一日報
2012年01月19日
行動右派は選挙戦へ総出で立ち上がろう!
趙甲済
従北の大物候補が出る地域区には必ず自由闘士が従北キラーとして投入されねばならない。大韓民国の敵らと熾烈な政治的闘争を展開して野性を回復せねばならない。
選挙戦は絶好の宣伝の場だ。左傾化したメディアの助けを受けずに直接国民に真実を伝えられる教育の場でもある。行動右派は来る4月の総選挙の現場に出なければならない。
*大勢が出馬しなければならない。政党公認、無所属、連帯体などの色々な出馬方式があるが、右派闘士はとりあえず地域区にたくさん出馬しなければならない。彼らが鮮明な愛国の声を出せば風を引起すことができる。
*従北の大物候補が出る地域区には必ず自由闘士が従北キラーとして投入されねばならない。有権者たちに従北者らの正体を知らせることが主な選挙運動になる。従北者が民主闘士、改革勢力、進歩、民族主義者などに偽装していることを暴露しなければならない。ハンナラ党候補が絶対叫べない真実を響かせなければならない。真実は必ず共鳴を呼ぶはずだ。
*鮮明な右派候補の登場は選挙戦を「愛国」対「従北」の決戦場にして韓国が置かれている現実を有権者たちが直視するようにするはずだ。選挙戦ほど興がわく愛国闘争の場はない。真実の訴えが有権者たちの正義感を呼び起こせば風が起きて奇跡が生まれることも期待できる。選挙経験は愛国運動をもう一次元アップグレードさせることもできる。次の大統領選挙で声を出すための準備運動でもある。
*出馬しない人は運動員として、後援者として、賛助演説者として参加できる。何があっても選挙戦の傍観者になってはならない。
*反共自由闘士たちの登場は、ハンナラ党を緊張させて左傾化にブレーキをかけることもできる。反共自由闘士がハンナラ党の票を蚕食すると心配する人々もいるが、このような奴隷根性的事大主義は無視せよ。逆に、今のハンナラ党を戦える愛国政党に変えるムチの役割をする。
*右派行動家が集中すべき地域区は、骨髄までの従北主義者が出馬する選挙区、そして釜山だ。従北人士らが選挙で釜山を奪取し、大韓民国を占領するという戦略をたてているため応戦が必要だ。釜山を従北勢力に明け渡すと洛東江戦線が後方から崩れることになる。
右派は街頭へ、選挙戦へ飛び込んでこそ生きる。大韓民国の敵らと熾烈な政治的闘争を展開して野性を回復せねばならない。
www.chogabje.com 2012-01-18より