「今週の直言」にコメント欄を設置―国家基本問題研究所の新企画 |
国家基本問題研究所が配信する「今週の直言」に、コメント欄を設けることになった。
例えば、最新の直言、櫻井よしこ「欠落する危機対処の枠組み」に自由に意見や感想を書いてもらえる。櫻井氏と双方向のやりとりも可能になるわけで、画期的なことだと思う。
「自由に」と言ったが下記の制約はある。研究所のHPから転記しておく。
http://jinf.jp/weekly/archives/4413
「今週の直言」に対するご意見や反論を歓迎します。当研究所ホームページの「お問合せ」フォームをご利用になるか、ファクス(送付先03-3222-7821)でご投稿ください。投稿は原則として600字以内とします。投稿文のうち、ホームページに掲載するものを当研究所で選択させていただきます。
1.投稿者の氏名、年齢、職業、連絡先(ファクス番号またはメールアドレス)、会員の方は会員番号を明記し、文章の冒頭に「投稿」と記してください。
2.投稿文は、趣旨を変えない範囲内で添削することがあります。
3.匿名や仮名による投稿、誹謗・中傷など不快感を与える投稿、論旨が不明な投稿、その他、当研究所が不適切と判断する投稿は、掲載しません。
私も、試みにいま下記の一文を投稿した。掲載されるかどうかは分からない。
櫻井よしこ氏の直言を読むと、「被災地の困窮は、首相及び官邸の無策の結果」であり、「危機対処の国家的枠組みに、菅民主党の考えは全く及ばない」事情がよく分かる。加えて、場当たり的なトップの「現地指導」で混乱を倍加させている。管氏の行動パターン全体が、まさに金正日そのものだ。
国難のさなか政権は替えられないというのは、中国共産党が得意とする論理であり、イラクやアフガニスタンでは、テロが続く中でも選挙を行っている。非常時にふさわしい選挙の仕方があるはずだ。
管民主党のもとでは大胆な復興のアイデアもことごとく潰されよう。日本を長期にわたる混乱と停滞に陥らせないためにも、今、政権交代の区々たる「混乱」を回避すべきではないと思う。(島田洋一)