拉致担当大臣に、なぜか中野寛成氏 |
金曜日の夜、滞在中のホテル(永田町の町村会館)で、締切の来た原稿や「たちあがれ日本」を離党して菅政権の増税担当大臣に就く与謝野馨氏に触れたブログを書こうとしたところ、突如こちらのパソコンが立ち上がらなくなった。
この一帯を選挙区とする与謝野氏の怨霊によるものではないだろうが、場所柄、近くにインターネットカフェもなく、フロントに問い合わせたところ、パソコンの貸し出しサービスもないという。PCに詳しい同僚の「そろそろ買い換えた方がよい」(6年半使用)というアドバイスで、準備を進めていたのだが、若干動きが遅かったようだ。
新しい拉致担当大臣に中野寛成氏が決まった。私のみならず、西岡力氏(救う会会長)もまったく面識がないという。先に軽率な発言で辞任した柳田稔氏の場合もそうだった。
中野氏が秘めた大見識を持っていたという奇跡に期待したいが、この人事を行った菅直人氏に関する限り、「有言実行内閣」「最強の体制」という言葉は虚しく響く。中野氏が、これまで拉致問題に関し「有言」でも「最強」でもなかったことは明らかだからだ。