【資料】汚沢一郎氏の「外国人参政権」推進発言 |
「永住外国人への地方参政権付与」問題について、改めて小沢一郎氏が、推進したい旨を語った。
陰に陽に中国共産党の影響下にある中国人に参政権を与えてよいのか、という中長期的に最も重要な論点には、相変わらず目を背けている。内容に傾聴すべきものはないが、資料の意味で掲げておく。
氏は、その前に普天間問題に関し、「……最終的に日米合意っちゅうのがなされました。(沖縄県名護市)辺野古への移設ということでありますけれども、ただ、問題は沖縄の県民皆さんがそれを理解していただかないと、いくら合意してもできません。これを強制執行するというわけにもまいりません」と述べている。
この認識と「地方の参政権ということであれば、……私個人としてはいいんじゃないか」という発想が、国家戦略の中でどう整合性をもつのか、目先の選挙しか頭にない汚沢にとっては関心の外なのだろう。菅直人氏の考え(のなさ)も同工異曲のようだ。管か小沢かという選択肢は本当に空しい。下記エントリ参照。
■蓮舫議員は外国人参政権に反対を貫けるか
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1343940/
■国基研提言(改訂版)―外国人参政権について
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1458931/
イザ!ニュース
【小沢氏記者会見】
2010/09/08
民主党代表選の投開票を14日に控え、民主党の小沢一郎前幹事長は8日、国会内で記者会見……、詳細は以下の通り。
--首相に就任した場合、永住外国人の地方参政権付与の法案を成立させる意志があるか。……
「……これは私が結果がどうあれ、私1人が決める話ではありませんので、あなたもご記憶と思いますが、党内で長時間かけて議論をいたしました。ただ、僕が代表のときに、両論あってなかなかまとまらなかったと。で、答申っちゅうのか、報告っちゅうのか、それは両論併記に終わっているというのが今までの結果でございます」
「私の個人的な見解としては、永住外国人の地方参政権については、一番の当事者である韓国でも認めております。それからヨーロッパでも、かつて植民地なんかもってたせいもあるんでしょう。そういう人たちがメーンかどうかは分かりませんが、そういうことを認める傾向になってきております」
「そういうような世界的な考え方の流れと、それから、あまりこういう場では言えないですけれども、私はやはり、税金も納めているわけですので、国政の参加っちゅうのは全然、国籍ない人に認めるわけにはいかないですけれども、地方の参政権ということであれば、そういう世界的な傾向もあるし、一番メーンの韓国自身が認めてもおりますので、その方向で私個人としてはいいんじゃないかと思っておりますけども、これは議論の分かれるところでございますので、なお今後も議論を尽くした上で、それは党内もそうですし、他の党とも、いろいろ意見あるし。それで議論をしていく。さらにしていく必要があるだろうと思っております」