輿石東が宮川のり子をリード―逆転まで「1週間」 |
“腐った過去”対“希望のもてる未来”という構図の顕著な象徴的選挙区、山梨(定数1)では、前者を体現する輿石東(こしいし・あずま)が目下優勢だという。
『山梨日日新聞』6月27日の記事によれば、
「民主党現職の輿石東候補(74)が組織力を生かして先行し、自民党新人の宮川典子候補(31)が追い上げる展開」
「ただ、無党派層を中心に5割近くが投票する候補を決めておらず、終盤にかけて情勢が変化する可能性もある」
とのことらしい。
昨年春の「家族会、救う会、拉致議連訪米団」で一緒だった塚田一郎参院議員(自民)が、本日付のブログで、新潟選挙区の情勢に触れ、次のように書いていた。
ちなみに塚田氏(元・麻生太郎秘書)は同県選出で、今回は非改選。
過去2度の参議院選挙では最後の1週間で逆転劇が起こりました。3年前はトップを走っていた候補者が3位に転落しました。つまりこれまでの情勢は当てにならないということです。すべてはこれからの1週間で決まります。
私の地元(福井1区)でも、昨年夏の総選挙で、民主候補と激しく競り合っていると伝えられた稲田朋美候補(自民)が、最終的には大きく差を広げて当選した。
「これまでの情勢は当てにならない。すべてはこれからの1週間で決まる」とは、少なからぬ選挙区で言えることだろう。
とりわけ山梨では、ぜひ輿石東を落とさねばならない。
いま、グーグルで「輿石東」を検索してみると上から3番目、「宮川典子」を検索してみると上から2番目に、それぞれ私のブログ・エントリが出てくる。
拙ブログも、微力ながらよき結果に貢献したと言えるような終盤の逆転劇を切望している。下記エントリを開いてもらうと、関連エントリにも飛べる。
■堕ちた汚沢ガールズ―“日本のガン”輿石東の応援部隊に
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1618064/
※ 3年前の新潟(改選数2)の結果は下記。
当選 塚田一郎 自民党 新 403,497
当選 森 裕子 民主党 前 355,901
黒岩宇洋 民主党 前 344,424
山本亜希子 社民党 新 91,016
武田勝利 共産党 新 54,537
楠原光政 無所属 新 7,806
山梨日日新聞
2010年06月27日(日)
輿石氏先行、宮川氏追う
山梨選挙区 半数「決めていない」
参院選世論調査
……山梨選挙区(定数1)は民主党現職の輿石東候補(74)が組織力を生かして先行し、自民党新人の宮川典子候補(31)が追い上げる展開。……ただ、無党派層を中心に5割近くが投票する候補を決めておらず、終盤にかけて情勢が変化する可能性もある。
共同通信社の世論調査に山梨日日新聞社の取材を加えた山梨選挙区の情勢分析によると、輿石候補は出身母体の山梨県教職員組合(山教組)など連合山梨傘下の労働組合や後援会の組織力を生かし、大票田の甲府市や南巨摩郡など県内全域で支持を広げている。
民主党支持層の約7割を固めているほか、山梨選挙区に候補者を擁立していない、みんなの党の支持層の約3割に浸透している。年代別では50代以上で3割を超える支持を集め、約3割の女性から支持を受けている。
宮川候補は、知名度で輿石氏に劣るものの、自民党県議や県連市町村支部の支援を受け支持を拡大。甲斐市や南アルプス市などで浸透し、富士北ろくや県東部地域でも支持を広げている。自民党支持層の6割余りに浸透。自主投票を決めた公明党支持層も約6割に食い込んでいる。年代別では20代の約2割、40代の3割に浸透している。……
【ついでに】
ソウルでの朝食(6月23日)。モヤシスープに干し棒鱈が入っている。朝の定番メニューの一つ。