「本日の憤激」―温暖化データ捏造学者に景気対策資金から助成(ワシントン・エグザミナー) |
2005年創刊の米保守系紙『ワシントン・エグザミナー』に「本日の憤激」(Daily Outrage)という面白いコーナーがある。
おかしな政策や税金の浪費を取り上げ、批判するのだが、
■責任者は誰
■問題は何
■なぜ憤激すべきか
■怒りのぶつけ先(電話番号)
をコンパクトにまとめていて分かりやすい。
例として1月15日分を挙げておこう。
本日の憤激: マンへのカネ
2010年1月15日
誰: ジョー・バイデン副大統領
何: 国立公共政策調査センターの報告によれば、国立科学財団はペンシルベニア州立大学教授マイケル・マン(写真)に541,184ドルの景気刺激助成金を交付した。景気刺激のカネは雇用を創出するとされている。
なぜ憤激すべきか: 「クライメート(気候)ゲート」スキャンダルの中心人物の一人であるマンは、破綻した彼の「ホッケー・スティック」グラフ(産業活動によって引き起こされた地球温度の急上昇を描いたとされる。下図)におけるデータ操作の容疑で、現在勤務校から調査を受けている。ペンシルベニア州の失業率は8.5%である。
怒りのぶつけ先:景気対策資金の支出は、副大統領が監督することになっている。ホワイトハウスの交換台202-456-1414に電話を。
記事原文下記。人的起源の急激な温暖化という説が急激に広まるに当たって、マイケル・マンは中心的役割を果たした。人が作り出した気候変動(man-made climate change)ではなく、「マンが作り出した」気候変動(“Mann-made” climate change)と、時に揶揄される所以だ。
THE DAILY OUTRAGE: Mann money
By: Daily Outrage
Examiner Editorial Feature
January 15, 2010
WHO: Vice President Joe Biden
WHAT: The
WHY IT'S AN OUTRAGE: One of the key figures in the Climategate scandal, Mann is currently under investigation by
WHERE TO VENT: The vice president is supposed to be overseeing the spending of stimulus funds. Call him at the White House switchboard: 202-456-1414.