「米側に、汚沢に関し二つの見方」について |
以前、京都での会合で、ある南米の学者が、権威主義体制下の自国の状況をこう説明した。
わが国現在の政治は、二つの政党で成り立っている。一つの党は、政府の言うことに何でも「イエス」と応える。もう一つの党は、何でも「イエス・サー」と応える。
小沢独裁がいわれる民主党の状況を見ていて、この発言を思い出した。鳩山はもちろん、次期首相が見えてきた菅直人も「イエス・サー」組に入ったようだ。
初めにはっきり汚沢に「ノー」を言うのは誰か、注目したい。
下記ニュースについて
ワシントンでは汚沢について二つの見方があるというが、どちらにしても、汚沢は責任ある自由主義国のリーダーにふさわしくないという話だ。
付け加えれば、中共独裁の中国でうまく商売するには、共産党幹部とのコネが不可欠と言われる。汚沢は、日本の経営者を中共トップに引き合わせる力を誇示することで、自然、産業界の票が集まると考えているのだろう。
一方、「法の支配」が基本のアメリカでは、政権党幹部とのコネが商売と直結するわけではない。その分、汚沢が“間に立つ”余地も少ない。
いきおい汚沢としては、アメリカの意向は無視(票につながらないから)、中共との濃密な関係作りに邁進、ということになる。
イザ!ニュース
闇将軍返上…小沢氏に「警戒と理解」交錯 米紙が分析
2010/01/11 00:02
10日付の米紙ワシントン・ポストは民主党の小沢一郎幹事長を分析する東京発の記事を掲載、米政府内に小沢氏の政治行動に対し「警戒感と理解が交錯している」と伝えた。
記事は「『闇将軍』の返上」と題し、鳩山政権がぐらつく中で小沢氏が存在感を見せつつあると指摘。昨年12月に国会議員約140人を含む600人超を率いて訪中したことや来年度予算案編成での動きを引き合いに出した。
その上で、オバマ政権内には小沢氏について「日本を米国から遠ざけることをたくらんでいる」とする見方と「古いタイプの政治家で、外交よりも選挙に勝つことに関心がある」との意見が混在していると報じた。(共同)
Powerful Japanese politician Ozawa flexes his muscles as party leader falters
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Sunday, January 10, 2010; A16
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