自民党の塚田一郎参議院議員が、ブログで、日本の国会より中国共産党への「ご機嫌取り」を優先する小沢一郎氏の姿勢を批判している。
塚田氏が指摘するとおり、「国会日程が民主党議員の海外渡航に支障がないように決められるというのは(まさに)本末転倒」である。
中共幹部にあらん限りの媚びを売る小沢氏の度重なる“幇間外交”は実に醜悪だが、今回は、合間に韓国に飛び、李明博大統領に対し、外国人参政権法案の遅れを謝罪する日程まで入れているらしい。
若い頃は多少骨を感じさせた小沢氏だが、今や世界に出して最も恥ずかしい政治家の一人に成り果てたようだ。
つかだ一郎ブログより
2009年11月27日
小沢幹事長の「長城計画」
臨時国会会期末11月30日の実質的な前日である今日になっても鳩山政権は会期の延長の有無を示しません。仮に延長するとしても「12月9日までには閉会する」というのが永田町のコンセンサスです。理由は小沢一郎幹事長が12月10日からチルドレン約140名と後援者合わせて数百名を連れて訪中するので、(多数の国会議員が欠席しては国会で非難されるから)それまでに「国会を閉めろ!」ということです。
中国訪問団は小沢一郎氏が、ライフワークとしている日中交流事業「長城計画」の一環です。小沢氏のHPには「日中両国に平和と友好の為の、永遠の『長城』が築かれんことを切に願い、皆様と共に参加する。。。」と書かれています。訪問団は胡錦濤国家主席や共産党の要人と会談し親中をピーアールする予定のようです。
そもそも議員外交は国会の審議に支障がないように行われるべきものであり、国会日程が民主党議員の海外渡航に支障がないように決められるというのは本末転倒な話です。ご機嫌取りの訪問にお供を大勢従えて、与党の実力者としての威勢を誇示するために行くというのはいかに小沢幹事長らしい発想です。……
今年のゴールデン・ウィーク、ペンタゴンにて。国会日程の合間を縫っての訪米だった。左端、塚田議員。