消えた麻生の「アキバ」幻想―オタク石破茂の寝返り |
下記ニュースについて
もはや麻生氏には、保守(日本の国益と伝統をしっかり守り育てる)の立場から本格的な政策論争を挑むしか、道は残されていない。
“軽いノリ”で若者にすり寄っても、今や苦笑すら引き出せないだろう。都議選の結果がそれを示している。
あれほど、「閣僚である限り、全身全霊で麻生首相を支える。ここでまた総理・総裁の顔を代えて、衆院選に臨むことは許されない」などと見得を切っていた石破茂が土壇場で寝返りを図ったように、オタクなど、いざという時まったく頼りにならない。
下記エントリ参照。
■石破茂氏に対する「ギャル」たちの鋭い批判
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/714298/
■安保論に戦略的思考がない石破茂、前原誠司氏
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/707727/
■北朝鮮のウラン濃縮を支える“カモ”だった石破茂、前原誠司
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1095598/
■元・拉致議連会長・石破茂氏に問う
毎日新聞
麻生首相:アキバ人気は今…? 熱気冷め「関心もない」
2009年7月18日 10時37分
……06年秋の自民党総裁選。麻生首相は秋葉原での街頭演説で「オタクの皆さん」と呼び掛けて話題を集めた。昨年10月の首相就任後初の街頭演説も「アキバ」で行い、熱烈な「麻生コール」を浴びた。
それから1年もたたないが、その熱気は冷めた模様だ。
……「アキバにはいろいろな文化があるのに、首相が勝手に『オタクの町』にして迷惑だった」とメイドカフェで働く女性(21)。「私たちだって漢字くらい読める」とチクリと批判した。……
時事通信 2009年07月16日
与謝野氏ら、首相退陣促す=混乱収拾へ「後継指名を」
与謝野馨財務・金融相と石破茂農水相が15日、麻生太郎首相と首相官邸で会談した際、首相の自発的退陣を暗に促していたことが分かった。政府関係者が16日明らかにした。与謝野、石破両氏は、次期衆院選を控えての自民党内の混乱を踏まえ、首相が後継者を指名し「禅譲」することで、事態打開を図るよう提案した。
ただ、首相はあくまで21日にも衆院解散を断行する考え。麻生政権の経済・財政政策を担ってきた重要閣僚の与謝野氏が首相交代を求めたことで、首相との「亀裂」が鮮明となった。
15日の会談で与謝野、石破両氏は、東京都議選の惨敗を受けて衆院選は厳しい情勢にあると首相に説明。両院議員総会の開催を首相に求めた。その際、「ポスト麻生」に話題が及び、石破氏は「自分は(総裁選に)出るつもりはない」と述べた。首相が「それなら誰がやるのか」と尋ねたのに対し、与謝野、石破両氏は「首相が後継を指名したらいい」と提案した。