国基研・訪韓団がソウルで活動 |
国家基本問題研究所・訪韓団(櫻井よしこ団長)の一員として、10日からソウルにいる。
できるだけ多くの韓国政治・安保専門家、脱北者に会うという櫻井理事長の方針のもと、昨日は、朝7時から夜9時過ぎまで、食事の際もゲストを呼ぶなど、ほぼぶっ続けで会合が続いた。
ホテルに帰ると、近くでアメリカ産牛肉輸入反対・李明博打倒のろうそくデモ集会をやっていたので、それも見に行った。
李明博政権成立で保守派が巻き返したどころではなく、金大中・盧武鉉の10年間に至るところに根を張った左派親北勢力と保守派との、熾烈な闘争が続いていることを実感した。
違法デモを放置し、意志の弱さをさらけ出した李明博氏が、多少なりとも苦い経験から学び、この先人事面などで主導性を発揮できるか、重要な局面が続きそうだ。