不適切だがまだ罪の軽い 「しょこたん」 発言 |
下記ニュースについて
確かに不適切な発言だが、拉致問題を適当に終息させようとの思惑から、拉致被害者家族を意図的に「遺族」と呼びつづけた左翼評論家などに比べると、罪ははるかに軽い。
北朝鮮が出してきた「資料」の捏造が明らかになって以後も、「遺族の気持ちは分かるが」などと、同情を装いつつ「遺族」の定着を図っていた手合いがいた。
一時、石原慎太郎都知事が、「拉致被害者はみんな殺されている」云々の発言を繰り返していたのも困りものだった。
北を強く非難する文脈での勇み足だったろうが、不適切であることに変わりはない。
石原氏は、「曽我さんのお母さんは年を取って(拉致当時46才)使い道がないのでその場で殺された」などと放言していたが、合理性を欠く発想だ。
46才が年寄りという感覚がまず問題だが、北の工作員に着付けや日本人らしい立ち居振る舞いを教えるなら、当時19才の曽我ひとみさんより、むしろお母さんの方が適任だったろう。
その他、私が“その場で殺害論”に根拠が薄いと考える理由については、下記エントリ参照。
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/353138/
http://island.iza.ne.jp/blog/day/20071122/
イザ!ニュースより
しょこたん、テレビ番組で不適切発言 ブログなどで謝罪
08/02/24 15:52更新
「しょこたん」の愛称で知られる人気タレント、中川翔子(22)が24日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、海上自衛隊のイージス艦「あたご」の衝突事故に対するコメントで、行方不明の吉清(きちせい)治夫さん親子の安否がいまだ不明にもかかわらず、「絶対に避けられるべきだった事故ですよね。本当に、二人とも絶対に避けられた…死ななくてすんだはずなの…」と発言。番組のエンディングと、自身のブログを通じて謝罪した。
「感情が高ぶり行方不明の方に対して失礼な発言をしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした…。生存して無事に戻ってくることを願いたいです。申し訳ありませんでした」とブログに掲載。「私は言葉に対しての認識を考えなおさなければならないですね本当に…」と深く反省している様子をつづった。