幼児のごとく北に取り込まれた田原総一朗 |
田原総一朗を見ていると、これほどジャーナリストとして無能な男が、よくここまでのし上がったと感心する。
残念ながら、ある種の計算された傍若無人、すなわち低レベルのハッタリが、まだまだ日本社会では効くということだろう。
拉致被害者家族会の増元照明氏に教えられたのだが、その田原が、北朝鮮当局の接待を受けて帰国し、拉致問題について、北の言い分をほぼオウム返しに吹聴しているらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000001-jct-soci
この点、増元氏がすでに丁寧な批判を加えている。
http://www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html
若干敷衍すれば、“取り込まれ”には二つのパターンがある。
一つは、カネで買われたり、弱みを握られ脅されて、というパターンだ。もう一つは、親しくなった(と思わされた)相手から、「先生にだけは正直に言います。実は……」などと耳元で囁かれたことを、そのまま真に受け、「確かな筋から聴いた話では」と秘密めかして吹聴して回る幼児的パターンである。
田原が、少なくとも後者の意味で、北に取り込まれていることは間違いない。しかも、どうやら、北の対日担当者(すなわち工作員)の言い分に何の疑問も感じていないようだ。
多くの「取り込まれ人士」の中でも、とりわけ“底抜けのアホ”というべき存在である。