スクープ!小沢氏、辞意撤回に当たり再びマスコミ非難 |
スクープ
つい先ほど、小沢一郎氏が、代表辞任問題をめぐる報道に厳重に抗議する文書を報道各社に送ったという。文書の全文は以下の通り。
抗議文
報道機関各位殿
私の代表辞意撤回に関する新聞、テレビの報道は、明らかに報道機関としての報道、論評、批判の域を大きく逸脱しており、私は強い憤りをもって厳重に抗議したい。
私の辞意表明の会見直後から、「言い出したら聞かない小沢氏の性格から見て、慰留は困難」とか「記者会見であれだけはっきり述べた以上、辞意撤回はありえない」といった報道が大量に見られた。
私は、一時的にむくれて、辞めるといっただけで、まわりが慰留しに来るなら、辞意を撤回し、代表を続けようと思っていた。
国連が決議したことなら……、失礼、党の役員会が決議したことなら、基本的に黙って従う、それが私の政治姿勢だ。
もちろん民主党執行部による慰留および辞意撤回に至るまでの経緯と内容について、私自身も、そして私の秘書等も、どの報道機関からも取材を受けたことはないし、取材の申し入れもまったくない。
それにもかかわらず、事実無根の報道が氾濫していることは、朝日新聞、日経新聞、人民日報等をのぞき、ほとんどの報道機関が政府・自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。
それにより、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な誹謗・中傷報道であり、強い憤りを感ずるものだ。
このようなマスメディアのあり方は明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。
報道機関が政府・与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争へと突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。中国の報道機関を統轄する胡錦涛さんもそう言っていた。私は、ただ頭を下げ、恥じ入るしかなかった。
また自己の権力維持等のために、報道機関に対し、私や民主党に対する誹謗中傷の情報を流し続けている人たちは、良心に恥ずるべきところがないか、自分自身によくよく問うてみていただきたい。
「あなたも一緒」、だ?
どこの社だ!私がいつ自民党を誹謗中傷した。言ってみなさい。さあ、何年何月何日何分、どこで!言えないの?ん?おらおら、どうなの?言えないの?
各種報道機関が1日も早く冷静で公正な報道に戻られるよう切望する。以上だ。
民主党代表 衆議院議員小沢一郎
(以上、パロディ)