「国連」も「二大政党制」もいわば闇鍋 |
小沢一郎氏に理念が欠けていると思う理由の一つは、「器」の話ばかりが先行し「中身の質」の話がない点にある
「国連」の決議があればという議論しかり、「二大政党制」を確立するという議論しかりである。
国連は雑多な勢力が綱引きを行うフォーラムであって、明確な目的を有した機関とすら言い難い文字通りの器、あるいは何が入っているか分からない怪しい“闇鍋”のような存在である。
「二大政党制」も法的制度ではないから「二大政党状況」というのが正しいが、これまた中身を見なければ、良いとも悪いとも言えない。
その辺りのことは、以前、「『二大政党制』ではなく、左翼・進歩派の四分五裂が望ましい」(2007/07/29)と題したエントリでやや詳しく触れた。
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/249655/
参照いただければ幸いである。