金正男と「金正男氏と見られる男性」 |
産経の阿比留瑠比記者が「いまだにあれが金正男氏だと認めない日本政府」と題したエントリを本日付のブログに載せていた。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/371935/
私が、金正男と面識のある、さる貿易商(在日朝鮮人)に聞いたところでは、成田空港で遊び人風の姿をさらしたあの太った男は、どこから見ても間違いなく金正男だということだ。
一方、北京やマカオで時々目撃されるにこやかな「金正男氏と見られる男性」はダミーの可能性が高いとのことである。
その在日貿易商は次の理由を挙げていた。
・声が違う。本物の金正男は、祖父の金日成に似た野太い声。
・金正男が、空港内で大きなバッグを自ら持って移動するなど考えられない。北京に来るときは、つねに、北朝鮮大使館から空港まで迎えが派遣されていた。自分もたまたま大使館内にいたとき、一度、金正男の出迎えにお前も行くかと聞かれたことがある。
・立ち居振る舞いが違う。金正男は、遠慮がちに手を上げて、「ちょっとすみません。通して下さい」といった仕草はしない。手を偉そうに振りながら「どけ」という感じで歩く。
・本物の金正男は、顔の色が抜けるように白い。
・ほくろの位置が同じといった「分析」をメディアが流しているが、ほくろなどは入れ墨で簡単に入れられる。
等々である。
もっとも私自身は、専門外のため、真偽のほどは分からない。惠谷治氏あたりの詳細な分析に待ちたいところである。