「麻生グループ」による政権再編への期待 |
麻生派(16人)以外の派閥はすべて福田支持を決めていたから、116人が派閥トップの意向に従わなかったことになる。
かなりの政治的意味をもつ数字だろう。
今後この「麻生(反福田)グループ」が起点となって政界再編の動きを起こして欲しいところだ。
福井のヒラリー、ではなくマーガレット・サッチャー稲田朋美議員にも暴れてもらいたい。
「政治は悪さ加減の選択」という言葉がこのところよく頭に浮かぶ。
テロ特措法延長問題では、国連崇拝病患者・小沢一郎に振り回される民主党よりも、トップに福田を担ぐとはいえ、自民党の方がはるかにまともな姿勢を打ち出している。
テロ特措法(あるいは類似の新法)が通るまでは、私は、自民党を支持し、応援したい。
しかし、福田長期政権はどう考えても日本のためにならない。
福田、小沢の両氏は、今は対立関係にあるものの、政治理念のいい加減さ、そのいい加減さを隠すための不誠実な受け答え、媚中度などにおいて共通点が多い。
福田支持派と小沢支持派が不毛な戦いで足を引っ張り合い、共に消耗する中で、「麻生グループ」に民主党内のまともな人々(松原仁、渡辺周議員ら)が合流し、保守新党を打ち立てるというのが理想的展開だが、果たしてどうなるか……。